ケイト スペード ニューヨーク(Kate Spade New York)がロンドンに初のジュエリー専門ストアをオープン

Kate Spade Jewelry Store in London

ニューヨーク生まれのファッションブランド、ケイト スペード ニューヨーク(Kate Spade New York)は、このほど、ロンドンに初のジュエリーのみを取り扱うコンセプト・ストアをオープンさせた。

店舗は改装された駅近くのパディントン・スクエア・ショッピングセンター内に入っており、スタンド型で構えられた店のフロア面積は290平方フィートほど。店内には大理石の市松模様の床と、ブランドのシグネチャーであるケリー・グリーンの壁が広がり、マンハッタンのラグジュリアスなアパートメントの様な佇まいだ。

Kate Spade
Kate Spade New York

ケイト スペード ニューヨークは、ケイト・スペード(Kate Spade)と アンディ・スペード(Andy Spade)の二人によって、1993年に6つのシグネチャーバッグの発売と共にスタートした。そのフェミニンでプレイフルなデザインは、大人気ドラマ、ゴシップガール(Gossip Girl)のブレア・ウォルドーフ(Blair Waldorf)のようなアッパー・イースト・サイドのお嬢様スタイルを思わせ、多くの女性達から支持されている。現在ではバッグ製品だけに留まらず、洋服、靴、ジュエリー、香水、ホームデコレーション、ホスピタリティを含むライフスタイル・ブランドへと成長した。

ブランドによると、今回のジュエリー専門ストアの出店は、「今後、他の地域に追加出店をするかどうかを決定する為の試験的な意味合いも含んでいる」という。同ブランドは北米を始め、欧州と日本がジュエリーカテゴリーで最も好調な売り上げがあるようだ。

また、ファッション・ジュエリーに新たに加わったファイン・ジュエリーのカテゴリーが新規の顧客獲得を促進している。実際に同ブランドのニューヨークにある旗艦店へ足を踏み入れると、カラフルで遊び心に富んだ豊富なジュアリー・コレクションが並び、ブランドのファンを始め、多くの観光客がギフトとして購入する姿も見られる。特に、ファッション・ジュエリーは100ドル以下で購入できる物も多くあり、価格に敏感な消費者もアクセシブルであることが特徴だ。

タペストリー社(Tapestry, Inc)傘下のケイト スペード ニューヨークは、この新しいストアのオープンにより、グローバルなファッションシーンにおいてさらなる成功を見込む。