仏ラグジュアリーバッグブランド、モワナ（Moynat）『Mコレクション』に華やぐ新色ピンクが登場

3月10日（現地時間）、フランスのラグジュアリーバッグブランド、モワナ（MOYNAT）が、アイコニックな「Mコレクション」に新色のピンクを発表した。モワナの伝統と職人技が息づくこのシリーズは、ブランドのクラシカルな魅力を受け継ぎつつ、現代的なエレガンスを加えた仕上がりとなっている。

歴史と革新を織り交ぜた「Mコレクション」

1849年にトランクメーカーとして誕生したモワナは、創業者ポーリーヌ・モワナ（Pauline Moynat）による1873年の「イングリッシュ・トランク」の発明により、ラグジュアリーの新たな地平を切り開いた。当時発見されたばかりのインドネシア産天然樹脂「グッタペルカ」をコーティングした防水キャンバスは、機能性と美しさを兼ね備えた革新的な素材として話題を呼んだ。

1900年代初頭には、アンリ・ラパン（Henri Rapin）によって手描きで施された「M」モノグラムが誕生。このアイコニックなデザインは、モワナのクラフツマンシップを象徴するだけでなく、ブランドのアイデンティティを確立する重要な要素となった。

フェミニンな魅力を纏った新色ピンク

今回発表された「Mコレクション」の新色ピンクは、単なる甘さにとどまらず、タイムレスな気品と洗練を兼ね備えたカラーリングが特徴だ。また、スモール、ミディアム、ラージの3サイズのトートバッグをはじめ、ボストン型の ミニ48H、バケットバッグ、デイリーポーチ、スモールレザーグッズなど、日常を彩る多彩なラインナップで展開される。

さらに、この新たな彩りを讃えるのが、ロンドンを拠点に活躍するフォトグラファー アンジェラ・ヒル（Angela Hill） が手がけたキャンペーンビジュアルである。モデルには クリステン・コフィー（Kristen Coffey） と ゾラ・リッケブッシュ（Zora Ryckebusch） を起用し、ロンドンの街並みを舞台に「日常に宿るラグジュアリー」を表現。シティライフに溶け込むエフォートレスなエレガンスが、モワナのバッグが持つタイムレスな魅力を引き立てている。

なお、「Mコレクション」の新色ピンクは、世界中のモワナブティックにて取り扱いがある。日常の装いに気品を添える、この洗練された一品をぜひ手にしてみてはいかがだろうか。

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