ザラ ホーム(Zara Home)、コリン・キングとのコラボコレクションを発売開始

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3月12日(現地時間)、インディテックス(Inditex)グループが展開する「ザラ ホーム(Zara Home)」は、ニューヨークを拠点に活動するスタイリスト兼クリエイティブディレクター、コリン・キング(Colin King)とのコラボレーションコレクションの販売を開始した。

“オブジェ”にフォーカスしたコレクション

今回のコレクションが提案するのは、空間の主役ではなく、日常にそっと寄り添う”オブジェ”という存在だ。器、ランプ、燭台、トレー、箱、そして一点物の彫刻——それぞれのピースは、フォルムと素材が持つ繊細な力を、造形的な存在感とコンセプチュアルな奥行きによって表現している。

コレクションのコンセプトは「モダン・ヘリテージ」。オブジェを時を超えて寄り添う存在として再解釈し、構造と偶発性、抑制と洗練、精密さと自然に生まれる非対称性——そうした相反する要素の間に、静かな美しさを見出している。全てのピースは統一されたフォルムを持ち、一つの”ファミリー”として設計された。

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素材が語る世界観

コレクションにおいて素材は、単なる製法の選択を超えた意味を持つ。真鍮や銅の花瓶やランプ、オニキスの箱、虹色に輝く手吹きガラスの器。それぞれが異なる表情を持ちながら、ひとつの世界観のもとに共存している。

編み込みのバスケットには銀メッキ加工が施され、手作業で仕上げたラッカーのピースには伝統技術の精緻さと豊かな質感が表れている。透明感と不透明感、光沢感とマット感、重厚さと輝き。こうした仕上げの対比こそが、コレクション全体の視覚的・触覚的な魅力を形づくっている。

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コリン・キングが語る、オブジェとの暮らし

コリン・キングはこのコレクションへの思いを次のように語っている。

「私たちが日々を共に過ごすものは、感情にも影響を与えます。記憶が宿り、静かに日々が積み重ねられていきます。私にとってオブジェは、主張しすぎることなく寄り添う”伴侶”のような存在です。丁寧に作られたものは、静けさや温もりを迎え入れ、意識を呼び起こし、日常をほのかに輝くものへと変えてくれます。これらのピースは、共存相手として日々の暮らしに寄り添う静かな存在であり、小さな美しい瞬間を積み重ねていくためのもの。新しさと懐かしさが同時に感じられる存在です。」

コレクションのビジュアルも、そのコンセプトに忠実だ。ダークトーンの背景と対比の効いた色彩、慎重に組まれたコンポジションが、各オブジェを明確な意図とともに引き立てる。グリーン、シトリン、レッドといった色調は、素材そのものから自然に立ち現れたもの。オブジェを単なる装飾としてではなく、記憶や存在感、時を超える価値を宿すものとして提示している。

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異色のバックグラウンドを持つコリン・キング

ダンサーとしてキャリアをスタートさせ、インテリアスタイリングの世界へ転身というコリン・キングのバックグラウンドは、インテリア業界では異色だ。現在はコリン・キング・スタジオ(Colin King Studio)を率い、プロダクトデザインからクリエイティブディレクション、国際的ブランドとのコラボレーションまで幅広く手がける。

2023年には書籍「Arranging Things」(リッゾーリ(Rizzoli)刊)を出版。空間におけるオブジェの役割を独自の視点で紐解いたこの一冊は、インテリア好きの間で広く話題を呼んだ。

一方のザラ ホームは、2003年の創業以来、インディテックスグループのホームファニシング部門として世界60以上の市場に展開。近年はコリン・キングをはじめとするクリエイターとのコラボレーションを積極的に展開し、ライフスタイル全般へとカテゴリーを広げている。

ザラ ホームとコリン・キングによる同コレクションは、3月13日(金)より、オンラインストアにて発売が開始。

同コレクションの全てのプロダクト写真は以下のギャラリーから。

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