ファッション業界がパンデミックから徐々に回復し、様々な分野でニュースが流れた2023年。皆さんはどんなニュースが最も印象に残っているだろうか。
本記事では、OSF編集部が厳選した2023年ファッション業界で起きた特筆すべきニュースをまとめてお届けする。
Business
12月23日(現地時間)、株式会社 資生堂(Shiseido Company, Limited)は、米州地域本社であり連結子会社である資生堂アメリカズCorp.を通じて、「ドクターデニスグロススキンケア(Dr. Dennis Gross Skincare)」を所有するDDGスキンケア・ホールディングス(DDG Skincare Holdings LLC)を買収することを発表した。
ジャックムス(JACQUEMUS)の社長兼CEOであるバスティアン・ダグザン(Bastien Daguzan)氏が退任を発表した。ダグザンは2022年5月からCEOを務めていたが、12月23日に正式に同社を去る。
12月20日(現地時間)、イギリスのハイストリートビジネスで成功を納めているマイク・アシュリー(Mike Ashley)が所有する小売グループ、フレイザーズ・グループ(Frasers Group)は、ラグジュアリーEコマースサイトのマッチズファッション(Matchesfashion)をわずか5200万ポンド(約94億3000万円)で買収する。
12月18日(現地時間)、倒産寸前の危機に瀕していたラグジュアリーEコマース・プラットフォームのファーフェッチ(Farfetch)が、韓国の巨大Eコマースサイトのクーパン(Coupang)に、5億ドル(約710億円)で買収されることが伝えられた。
オーストラリアのラグジュアリーブランド、ディオン・リー(Dion Lee)は、新最高経営責任者にジェームズ・ミラー(James Miller)を迎えた。
スペインのファストファッションブランドであるザラ(ZARA)は、先週発表した最新のキャンペーンのイメージが、「現在進行中のガザ紛争での犠牲者を彷彿させるものだ」として、消費者から熱烈なバッシングを受けている。
韓国は美容産業において、世界の中でも最先端を行く国だが、韓国美容の人気はアジア諸国にとどまらず、北米市場でも大きなブームを起こしている。
11月5日(現地時間)、アマゾン・ドット・コム(Amazon.com Inc.)社は、20ドル以下の衣料品を販売する加盟店に対する販売手数料を引き下げるという重要な動きを見せ、中国のファストファッションであるシーイン(Shein)との価格競争に備える姿勢を示した。