イッセイ ミヤケ(Issey Miyake)、パリに新しい旗艦店をオープン

パリ・ファッション・ウィークが開幕する2月26日に、イッセイ・ミヤケ(Issey Miyake)は、パリの8区に新しい旗艦店をオープンさせる。

新たなメゾンのアドレスは、ゴールデントライアングルの中心に位置するフランソワ1世通り。新店舗は、かつてヨーロッパの「Europe 1」というラジオ局のスタジオ所在地であった、19世紀フランスの歴史的建築だ。建物のファサードは元の状態のまま維持されるが、約360平方メートルの店内は完全にリノベーションされ、イッセイ・ミヤケ・ワールドへと変貌を遂げる。

ミニマルで現代的な美学を通してデザインされた特別な空間は、三宅一生のもとで学んだ建築デザイナーの吉岡徳仁によるもの。まるで太陽のように輝くオレンジ色のアルミニウムウォールが、ものづくりへの情熱を感じさせる未来的な空間を生み出していく。

ブティックには、イッセイ ミヤケのメインライン、プリーツ加工を施した服のコレクション「プリーツ プリーズ(Pleats Please)」と「オム プリッセ(Homme Plissé)」、実験的なライン「エイポック エイブル(A-POC Able)」、幾何学と革新性を融合させた境界線を押し広げるコレクション「132 5.」、メゾンのアイコニックな幾何学模様バッグ「バオバオ」シリーズなどが置かれ、ミヤケの世界観が存分に感じられる空間となっている。さらに、厳選されたフレグランス、時計、アイウェアも販売される予定だ。

イッセイ ミヤケは現在、世界各地に合計277の販売拠点を有している。日本とアジアで強い存在感を示しながら、パリ、ロンドン、ミラノ、チューリッヒ、ニューヨークなど、世界の主要都市でも、その独自の存在感を高めている。

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