4月18日(現地時間)、ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)は、上海の龍美術館西岸館にて行われた「Voyager Show」にて、ニコラ・ジェスキエール(Nicolas Ghesquière)による「2024年プレフォール ウィメンズ・コレクション」を発表した。
会場にはアンバサダーのケイト・ブランシェットを始めとし、チョン・ホヨン、ジャクソン·ワン、ジェニファー・コネリーなどのセレブリティゲストが招かれたほか、1,000人以上の招待客が最新コレクションを鑑賞した。
ジェスキエールが2024年プレフォール ウィメンズ・コレクションで披露したのは、メゾンのルーツである高貴なエレガンスと、中国の若者達のダイナミックなファッションに敬意を示した大胆且つ、自由な色彩とフォルムの融合だ。
ショーでは、ファーストルックから、インパクトのある動物の絵が描かれたサテン素材のコートが登場し、その後も白鳥やアヒルといった動物モチーフのキャラクターが各ルックに現れた。これは、若手コンテンポラリー・アーティストの孙一钿(Sun Yitian)とのコラボレーション作品であり、チャーミングで具象的な獣戯画が、対照的なシルエットに躍動感を添えた。
また、アシンメトリーにカットされたワンピースの裾から垂れ下がるシアー素材や、柔らかくなめらかな印象のプリーツスカートは、歩くたびに軽快な爽やかさをもたらした。他にも、明るく華やかなプリントのレイヤリングスカートや、流れるような動きを見せるシアー素材のパンツなど、上海の女性達に好まれるような都会的で洗練されたアイテムが登場した。
洗練と大胆さが融合するこのコレクションでは、相反するシルエットやプリントの組み合わせが、喜びと調和をもたらす。例えば、自由で大胆なオーバーショルダーのトップに極端なくびれのカーブをつけたサテンドレスは、スカート部分がまるで大きな花の蕾のようなフォルムだ。
型破りな道を選ぶことは、常に物事にユニークで真新しい情熱を吹き込む。上海の地で行った初の「ヴォヤジャー・ショー(Voyager Show)」で、ジェスキエールは、洗練さの中に自由な発想と遊び心をはめ込み、巧みに一体感を創り出した。
なお、この2024年ウィメンズ・プレフォール・コレクションは、2024年5月17日から世界中のルイ・ヴィトンの店舗で販売予定とされている。
「ルイ・ヴィトン 2024年ウィメンズ・プレフォール コレクション」の各ルックは、以下のギャラリーから。