PRADA (プラダ) が新作フレグランスPrada Paradoxeを発表!ビューティーラインへ注力を注ぐ可能性

ニューヨークのミートパッキングエリアにあるガンズヴォートプラザでは、プラダビューティーから発売された新作フレグランスPrada Paradox (プラダ パラドックス) に因んだポップアップイベントが、8月26日から28日まで3日間に渡り開催された。

ポップアップ会場の様子 Image: Prada Beauty

ポップアップでは、会場全体がプラダ パラドックスのフレグランスボトルと同じく、ブランドのロゴを象徴するトライアングルの形をしており、正面はプラダの巨大のロゴとともに写真撮影ができるフォトブースエリアに。

会場内にはプラダ パラドックスのボトルがいくつも置かれており、実際に手にとってフレグランスを体験することが出来るようになっていた。

また、プラダ パラドックスのフレグランスボトルがオブジェになって置かれていたり、プラダ パラドックスのカラーであるコラールピンクのネオンに包まれた部屋の中ではプラダのロゴとともにフォトジェニックな写真が撮影できるフォトブースが作られていた。

初日にはメディア関係者やインフルエンサーが招待され、プラダ パラドックスのギフト、会場内のオープンスペースではカフェのようにテーブル席が設置され、コーヒーやベーカリーなどが振る舞われた模様。

2日以降は来場者にプラダ パラドックスのサンプルが配布され、多くの人がプラダのファッションに身を包み、フレグランスを体験したり、写真撮影をしたりする人たちで賑わいを見せた。

Image: Prada Beauty

 

プラダ パラドックスはネロリ、アンバー、ムスクのノートが特徴で、白い​​フローラル ブーケを多面的に表現している香りだ。

香水に込められたメッセージは「相反する面を持つ、女性の多面性の探求への招待。それは、常に変わり続け、自分らしくあることへの称賛です。」というもの。

そんなコンセプトにぴったりのアンバサダーとして、プラダ・ビューティーはエマ・ワトソンを起用した。

Image: Prada Beauty

エマ・ワトソンはプラダの新作フレグランス プラダ パラドックスの顔を務めるだけでなく、この広告動画の監督にも挑戦しており、「プラダ パラドックスのキャンペーンに参加するにあたり、エマ・ワトソンは映画を自分で監督を務めたいというたった 1 つのリクエストをしました」とブランドはプレスリリースで述べている。

また、エマも自身のインスタグラムでプラダ ビューティーのアンバサダーに就任したことを報告。

「プラダから新しい香水キャンペーンの顔になってほしいというオファーを受けた時、私はそのキャンペーンを監督をさせていただけませんか、と尋ねました。数か月後に、彼らが私に信頼を寄せてくれた結果をみなさんとシェアすることができるようになりました。私のアートであるこの作品を共有するのが待ちきれませんし、私が楽しみながら制作したのと同じくらい、みなさんにも楽しんでもらえたらうれしいです。信じられないほどの素晴らしいチームなしでは、私はこの制作を成し遂げることはできませんでした。チームの皆さんの時間、献身、才能、そして情熱に感謝します。私の監督デビュー作とプラダの新しい詰め替え可能な香水は、まもなくリリース予定です。」と投稿した。

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このキャンペーンのショートムービーの中でエマは、パラドックスを抱えて生きることの意味を讃え、完璧ではなくてもありのままの自分でダイナミックに生きる女性を体現している。

また、エマの投稿にもある通り、プラダ パラドックスの香水はボトルが詰め替えが可能になっている。日頃から俳優だけではなく、アクティヴィスト(活動家)やアーティストとしても活動するエマにとって、ブランドがサステイナビリティへ真摯に取り組んでいるということは、とても重要な要素だろう。

 

プラダは今月8月11日にプラダ ビューティーのインスタグラムアカウントを突如開設したばかり。

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その数日後には、新作フレグランスであるプラダ パラドックスを同アカウントで発表し、現在は新作のプラダ パラドックスと同様に、プラダからこれまでに発売されているシグネチャーのフレグランス商品に関する投稿が続いている。

ここ数年の間で、エルメスやヴァレンティノ、ジミーチュウといったラグジュアリーブランドはこぞってメイクアップラインをローンチしている。

それはブランドのバッグなどの高価な商品には手が届かないが、高価なコスメなら手が届くという顧客にリーチすることが出来るからだ。

そういった流れを見ると、今回のプラダビューティーのソーシャルメディアチャンネルの開設の意図は、今後プラダからメイクアップ商品がリリースされることを示唆しているのかもしれない。

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