9月5日(現地時間)、ヴィヴィアーノ(Viviano)は、楽天ファッションウィーク東京で、2026年春夏コレクションを発表した。
テーマは「ネオ・ロマンティシズム(Neo Romanticism)」。ブランドが提示したのは、単なる装飾的な甘さではなく、服の構造や手仕事の痕跡が人の存在と結びついたときに生まれる“静かな強さ”だ。
色をそぎ落とした静寂の中で、クチュールを想起させる構築的なシルエットや精緻な刺繍のひと針、そしてラッフルの揺らぎといったヴィヴィアーノならではのディテールが際立つ。インスピレーションは1920〜60年代のクチュールやヴィンテージの記憶にあり、アンティークホワイトの室内着が持つ静謐さと親密さ、さらに70年代のレトロスポーツが纏う軽やかさが折り重なっている。
過去と未来、クラシックとモダン、静と動。ヴィヴィアーノが描くネオ・ロマンティシズムは、時代を横断する記憶を再構築しながら、現代におけるロマンティックの可能性を問いかけるものとなっている。
ヴィヴィアーノ 2026年春夏コレクションの全てのルックは、以下のギャラリーから。
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