12月13日(現地時間)、パリとニューヨークを拠点とするPR会社「ルシアン パジェス コミュニケーション(Lucien Pagès Communication)」が、ラグジュアリーおよびライフスタイル分野のリーダー企業である「ザ インディペンデンツ(The Independents)」の一員となったことを発表した。
2006年に設立されたルシアン パジェスは、ブランドの個性を引き出す戦略的なコミュニケーションを提供してきた。同社は、ジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)やジャックムス(Jacquemus)、サカイ(Sacai)の阿部千登勢(Chitose Abe)といった新進気鋭のデザイナーを支え、業界で確固たる地位を築いている。また、フェラーリ(Ferrari)やマックスマーラ(Max Mara)、ラルフローレン(Ralph Lauren)といった世界的なブランドのイベントを手掛け、その信頼性と効率性が評価されており、現在同社は、100以上の国際的なクライアントを擁する。
今回の提携について、ルシアン パジェスの創設者であるルシアン・パジェス(Lucien Pagès)は、「ザ インディペンデンツの創設者であるイザベル・シュヴェ(Isabelle Chouvet)氏とオリヴィエ・シュヴェ(Olivier Chouvet)氏とは長年個人的にも親交があります。私たちは、努力と卓越性を重んじる価値観だけでなく、私が生まれ育ったセヴェンヌ地方への愛を共有しています。18年の歴史を持つ会社がザ インディペンデンツに加わることは、私たちにとって大きなチャンスです」とコメント。
また、CEOのイザベル・シュヴェも、「ルシアン パジェス コミュニケーションの専門性は、グループ内でのポジティブなシナジーを生むだけでなく、常に変化する世界の中で新たな展望を切り開く助けとなります。長年にわたる友好とプロフェッショナルな関係の集大成であり、今こそ実現するべきタイミングでした」と述べている。
ザ インディペンデンツは、2017年の設立以来、ラグジュアリーとライフスタイル業界のリーダーとして進化してきたグループ企業だ。カーラオット(KarlaOtto)やビューローベタック(BureauBetak)をはじめとする数々の企業を傘下に収め、クリエイティブサービスやタレントパートナーシップ、インフルエンサーマーケティングなど、多岐にわたるサービスを展開している。
また同グループは、ミラノ、パリ、ロンドン、ミュンヘン、バルセロナ、ニューヨーク、ロサンゼルス、香港、北京、上海、シンガポール、東京、ソウル、ドバイ、リヤド、ジェッダにオフィスを構え、グローバルな視点と地域密着型の洞察を組み合わせることで、クライアントにとって最適な戦略を提供。2023年6月以降は、バニジェイ グループ(Banijay Group)およびタワーブルック キャピタル パートナーズ(Towerbrook Capital Partners)の支援を受けている。
ザ インディペンデンツとの提携により、ルシアン パジェスはその独自性を維持しつつ、さらに革新的で野心的なプロジェクトに取り組むことが可能になる。
パジェスは、「この提携によって、私が築いてきた組織や哲学は変わりません。このシナジーにより、私たちはより野心的で革新的なプロジェクトを遂行できるようになります。同時に、私たちの価値観やお客様、チームへのコミットメントを守り続けます」と強調する。
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