ルイ ヴィトン(Louis Vuitton)は、ティンバーランド(Timberland)とのコラボレーションフットウェアを含む、「メンズ・ワークウェア カプセル・コレクション」を発表する。この限定カプセル・コレクションは、2024年1月16日にパリで開催されたファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)による「2024秋冬 メンズ・ファッションショー: Paris to VA(パリからバージニアへ)」の中核をなすものである。
ルイ・ヴィトンとティンバーランドの待望のワークウェアブーツ・コレクションは、2024年7月18日(木)より公式サイトおよび「LV App」で先行発売され、2024年8月8日(木)に世界各地の一部店舗で発売が開始される予定だ。先行発売への登録は、ルイ ヴィトンの公式サイトのこちらのページにて、すでに受付が開始している。
LV 6-INCH / Louis Vuitton x Timberland
このコレクションの主力製品である「LV 6-INCH」ブーツは、ルイ・ヴィトンのクリエイティブな視点で再構築され、イタリアのシューズアトリエ、フィエッソ・ダルティコで製作された。アメリカを代表するブーツブランドとのコラボレーションによって開発されたこのブーツは、2つのデザインといくつかのバリエーションで展開される。しなやかなイタリア製高級ヌバックレザーとワークブーツを象徴するラバーラグアウトソールが組み合わさり、断熱システムとシームシール防水構造を備えている。
このブーツには、ウィートカラーとブラックの2色のヌバックレザーが使用され、エレガントなLVモノグラムのエンボス加工が施されている。シュータンのライニングにはモノグラムがエンボス加工され、「Louis Vuitton」の刻印入りアイレットやレザータグなどの装飾があしらわれている。
LV BOOT / Louis Vuitton × Timberland
「LV 6-INCH」ブーツのシルエットを15%拡大し、クラシックなスタイルに変身させた「LV BOOT」も登場する。このモデルは、5つの異なるフォルムで展開され、それぞれラバーラグアウトソールが採用されている。アンクルブーツはウィートカラーまたはブラックのグレインレザーで、ライニングにエンボス加工でモノグラムが施されたシュータンとレザータグがあしらわれている。
さらに、細長いシャフトやシューレースフック、ストラップのディテールを備えたレンジャーブーツは、ウィートカラーのグレインレザーまたはブラックのグレインカーフレザーが使用されている。プルオンタイプのミッドブーツは、ウィートカラーまたはブラックのヌバックレザーを使用し、サイドのバックルとハーネスが特徴的なハーネスブーツも同様の素材で展開される。
LV 6-INCH EXCEPTIONAL EDITION / Louis Vuitton × Timberland
中でも注目すべきは、ルイ・ヴィトンとティンバーランドのカプセルコレクションの一環として発売される、50足限定の「LV 6-INCH エクセプショナルエディション」である。このスペシャルエディションは、シューズやジュエリー、トランクのエキスパートたちとのコラボレーションにより誕生した。クラシックなモノグラムがプリントされたラバーラグアウトソールと、しなやかなイタリア製高級防水レザーが使用されており、18KゴールドのLVタンイニシャルや「Louis Vuitton」の刻印入りアイレット、シューレースチップ、ハードウェアがタグにあしらわれている。
このブーツのLVタンイニシャルには、「THE SUN IS SHINING ON US(私たちに太陽の光が降り注いでいる)」の文字が刻まれており、これは2023年6月のルイ・ヴィトンのデビューショーでのメンズ クリエイティブ・ディレクター ファレル・ウィリアムスの想いを表現している。シューメイキングの傑作であるこのブーツは、同じく2024年秋冬メンズ・コレクションのランウェイで発表された、ヌメ革のトリミングが施されたモノグラム・レザーとプレキシガラスのカスタムメイドのショーボックスに収められている。
メゾンが継承するサヴォアフェールを通じてアメリカ西部のワークウェアの起源を探求したこの「メンズ・ワークウェア カプセル・コレクション」は、エレガンスと実用性、快適さのダンディズムが見事に融合したものだ。
ルイ ヴィトンのストアでは、ティンバーランドとのコラボレーション製品の他に、プレタポルテや限定版の「キーポル50ツールボックス(Keepall 50 Toolbox)」 も展開される。