ブルマリン(Blumarine)の新クリエイティブ・ディレクターにデイビット・コマ(David Koma)が就任

ブルマリン(Blumarine)David Koma photographed by Frederic Aranda

7月31日(現地時間)、イタリアのファッション・ハウス、ブルマリン(Blumarine)は、ブランドの新しいクリエイティブ・ディレクターに、デイビット・コマ(David Koma)を任命したことを発表した。

同ブランドの前任だったウォルター・キアッポーニ(Walter Chiapponi)が、たった1シーズンのみで退任となって以降、今日まで後任は決定されていなかった。

ジョージア生まれのデザイナーであるコマは、ロンドンのファッション名門校であるセントラル・セント・マーチンズ(Central Saint Martins)での学業を終えた後、2009年に自身の名を冠したファッションブランド「デヴィッド コーマ(David Koma)」を創業。それ以来、ロンドン・ファッション・ウィークに参加し、彫刻的なシルエットと印象的な美学で、デザイナーとして高い評価を受けてきた。

ブルマリンを所有する持株会社エクセライト(Exelite)の唯一のディレクター、マルコ・マルキ(Marco Marchi)は、コマの就任について、「デイビット・コマの美学には最初から惹かれました。デヴィッドは圧倒的なフェミニニティを特徴とするビジョンとスタイリスティックな感性のおかげで、ブルマリンのコードを完璧に解釈できると確信しています」とコメント。

また、コマは声明の中で、「ブルマリンは、私が常に敬愛してきた独自の官能性、時代を超えた魅力、そしてエレガンスの融合を体現しています。このブランドの輝かしい歴史に新しい章を書き加えることができることは光栄です。ブルマリンの豊かな創造的遺産を祝いながら、自分自身の現代的なビジョンを注入することに興奮しています」と新たな役職への意気込みを語った。

コーマが手がけるブルマリンでのデビュー作は、2025年プレ・オータム・コレクションにて披露される。

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