資生堂(Shiseido)、新CEOに藤原健太郎を任命 – 2025年の新体制発表

Shiseido-CEO

7月30日(現地時間)、日本を代表する美容企業の資生堂(Shiseido)は、取締役会での決議により、2025年1月1日付で藤原健太郎が新たに代表取締役社長兼CEOに就任することを発表した。現職の代表取締役会長兼CEOである魚谷雅彦は、2024年12月31日をもって退任する。

藤原は現在、同社の取締役兼社長兼COO(最高執行責任者)を務めており、新たな役職に昇格する形となる。一方、魚谷は2025年1月1日から資生堂グループのシニアアドバイザーとして引き続き活動し、経営陣への助言や才能開発の支援、外部関係の構築などに従事する予定だ。また、魚谷は2025年3月末に予定されている定時株主総会の終了時に取締役を退任する見込みとのこと。

資生堂は2019年から5年間のCEO継承計画を進めており、2022年11月10日の取締役会において藤原がCEO候補として任命された。魚谷の退任発表と共に、リーダーシップの円滑な移行が進められており、今回の決議はその計画通りに進行していることを示している。

今回のCEO交代は、資生堂の今後の成長戦略において重要なステップとなるだろう。藤原のリーダーシップの下、同社がどのような方向性を打ち出すのか注目が集まるところだ。

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