ギャップ(Gap Inc.)、2024年第2四半期も好調:売上高5%増と利益率の改善を達成

Gap

8月29日(現地時間)、ギャップ(Gap Inc.)は、2024年第2四半期の好調な業績を発表。売上高は前年同期比5%増の37億ドルに達し、主要ブランドの再生が順調に進んでいることを示した。

特に、オールド ネイビー(Old Navy)は8%の成長を記録し、オンライン売上も7%増加した。粗利益率は42.6%に達し、前年から500ベーシスポイントの改善を見せた。これにより、経営陣は業績見通しを上方修正し、さらなる成長を目指す。

CEOのリチャード・ディクソン(Richard Dickson)は、ブランド再生戦略が奏功し、同社がより強固な地位を築きつつあると述べた。特に、オールド ネイビーとギャップ(Gap)がそれぞれ4四半期および3四半期連続でプラスの売上を達成している点が評価される。

一方、アスレタ(Athleta)は売上が1%減少したものの、下半期にはプラス成長が期待される。バナナ リパブリック(Banana Republic)は売上高が横ばいで、価格設定や商品構成の改善に注力している。

財務面では、純利益が2億600万ドルに達し、1株当たり利益は0.54ドルだ。四半期末の現金および現金等価物は前年同期比59%増の21億ドルで、フリーキャッシュフローも約3億9,700万ドルを計上した。

この結果を受け、ギャップ(Gap Inc.)は引き続き、消費者ニーズに応じたブランド再生を推進し、2024年通年での売上および営業利益のさらなる向上を目指していく。

No Comments Yet

Leave a Reply

Your email address will not be published.