アメリカン イーグル アウトフィッターズ(American Eagle Outfitters)、第2四半期売上高が過去最高を記録|通年見通しを上方修正

American Eagle

アメリカン イーグル アウトフィッターズ(American Eagle Outfitters, Inc.=AEO)は、2024年第2四半期の決算で、過去最高の売上高を記録した。総売上高は前年同期比8%増の13億ドルに達し、営業利益も1億100万ドルで前年同期比55%増と大幅な成長を遂げた。これを受けて、通年の営業利益見通しを4億5500万ドルから4億6500万ドルに上方修正した。

同社の主要ブランドであるアメリカン イーグル(American Eagle)は、比較売上高が5%増加し、勢いを保っている。さらに、また、同社の下着ブランド、エアリー(Aerie)は、第2四半期の売上高で過去最高を記録し、比較売上高が4%増加した。

こうした好調な業績に支えられ、アメリカン イーグル アウトフィッターズは引き続き強力な成長軌道に乗っていく。

アメリカン イーグル アウトフィッターズの取締役会会長兼CEOであるジェイ・ショッテンスタイン(Jay Schottenstein)は、「当社の『利益成長を推進する戦略』は素晴らしいスタートを切り、力強い前半を確保し、2024年の営業利益見通しの上限に到達する道筋を整えています。第2四半期は、6期連続で過去最高の売上高を記録し、コスト基盤をうまく活用して、ブランドやチャネル全体での成長を促進し、業務効率を向上させるためのいくつかの戦略的優先事項を進めることができました」と声明でコメント。

さらに、「秋の新作コレクションに対する好意的な反応に満足しています。優れた品質とスタイルを手頃な価格で提供するという当社の成功の方程式は、引き続きブランドの礎となっており、現代の消費者に完璧に対応しています。変動するマクロ経済環境の中でも、我々は引き続き規律を守り、利益成長と長期的な株主価値の実現に集中していきます」と続けた。

同社はまた、第2四半期に1億2000万ドルの現金を株主に還元しており、その中には9600万ドルの自社株買いも含んでいる。これにより、年初来の株主還元総額は1億8000万ドルに達している。

今後について同社は、第3四半期の営業利益が1億2000万ドルから1億2500万ドルになると予想し、比較売上高の増加率は3%から4%を見込んでいる。年間の営業利益見通しは、引き続き4億5500万ドルから4億6500万ドルの範囲で維持される予定である。

このような堅調な業績を背景に、アメリカン イーグル アウトフィッターズは引き続き、消費者ニーズに応えつつ、持続可能な成長を目指す方針だ。

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