コーチ(Coach)は、2024年秋コレクションに合わせて、新たなグローバルアンバサダーを起用したキャンペーン「Unlock Your Courage(自分らしさの、その先へ)」を発表した。
今回のキャンペーンには、新たにエル・ファニング(Elle Fanning)、チャールズ・メルトン(Charles Michael Melton)、グーリー・ナーザー(Gülnezer Bextiyar)、ストーム・リード(Storm Reid)が加わり、既存のコーチ ファミリーであるKōki,、イ・ヨンジ、ジェイソン・テイタム(Jayson Tatum)も再び登場した。
新キャンペーン「Unlock Your Courage(自分らしさの、その先へ)」では、ブランドパーパスである「Courage to Be Real(リアルに生きる勇気)」をさらに深掘りし、完璧さを追求するよりも、自分らしさを表現する勇気を持つことの重要性を訴求。特に、若者たちが自身の個性を受け入れ、ファッションを通じて内面の強さを表現することをテーマにしている。
カミーユ・サマーズ=ヴァリ(Camille Summers-Valli)によって監督された同キャンペーン動画では、コーチのシグネチャーバッグがアンバサダーたちの自信を引き出す象徴的な存在として描かれた。例えば、エル・ファニングはオーディションに挑む若手女優を演じ、「Brooklyn(ブルックリン)」バッグが彼女の自信の源となる。チャールズ・メルトンは初デートに向かう男性を演じ、「Hitch(ヒッチ)」バックパックが彼の本来の自分を保つ助けとなる。グーリー・ナーザーは、混雑したパーティーで「Times Square Tabby(タイムズ スクエア タビー)」バッグを手にし、自信を持って会場に踏み込む。復帰メンバーのイ・ヨンジは、家族の集まりで自身のタビー バッグが内気な自分を解放する役割を果たす、という様子だ。
また、このキャンペーンでは、ブリティッシュフォトグラファーのエレイン・コンスタンティン(Elaine Constantine)によるビジュアルもフィーチャーされ、登場するアンバサダーたちの自然体でありながらもパワフルな姿が捉えられた。ストーム・リードはアイウェア、ジェイソン・テイタムはアイウェアと時計の両方を披露し、Kōki, は新作の「Times Square Tabby(タイムズ スクエア タビー)」バッグをスタイリッシュに持つ姿を披露した。
コーチのクリエイティブ・ディレクターであるスチュアート・ヴィヴァース(Stuart Vevers)は、「『Unlock Your Courage(自分らしさの、その先へ)』は、私が2024年秋コレクションをデザインする際に特に意識したテーマです。ロマンチックな要素と現実的な視点とのバランスを大切にし、ニューヨークの精神を体現する美学を追求した結果であります。また、エレイン・コンスタンティンが撮影したダイナミックなビジュアルは、完璧でなくても、ファッションを愛することにより人生を豊かに過ごすことの美しさを表現しました」とコメント。
また、コーチのグローバルチーフマーケティングオフィサーであるサンディープ・セス(Sandeep Seth)は、「自己表現は、我々のパーパス『Courage to Be Real(リアルに生きる勇気)』の重要な柱の一つです。我々は、完璧さを求めることが本当の自分を表現する妨げとなることに何度も気づいてきました。この『Unlock Your Courage(自分らしさの、その先へ)』キャンペーンは、消費者に完璧さという幻想から解放され、ありのままの自分を受け入れる勇気を持ってもらうためのメッセージなのです」と述べた。
コーチの新作コレクションには、「Times Square Tabby(タイムズ スクエア タビー)」や「Brooklyn(ブルックリン)」といった最新のアクセサリーも含まれており、ニューヨークを象徴するタクシーや自由の女神などのチャームも取り入れられている。