仏バイオテクノロジースキンケアのオーヴェダ(Orveda)がニューヨークに米国初の旗艦店をオープン

Orveda

フランス発のバイオテクノロジースキンケアブランド「オーヴェダ(Orveda)」は、アメリカ市場への進出を本格化させ、2024年9月にニューヨークのアッパーイーストサイドに米国初の旗艦店「La Maison Orveda ニューヨーク」をオープンさせた。この進出によりオーヴェダは、革新的なスキンケア製品と高級フレグランスの提供を通じて、さらなる市場シェアの拡大を図っていく。

オーヴェダは、美容業界のビジョナリーであるニコラ・ヴ(Nicolas Vu)とスー・ナビ(Sue Nabi)によって2017年に創業された美容ブランドだ。バイオテクノロジーを活用した高濃度の有効成分を通じて、スキンケアの概念を再定義し、「肌と対立するのではなく、肌と共に働く」という理念を掲げている。

同ブランドは創業以来、クリーンでヴィーガン、かつ高濃度なスキンケア製品を提供し続け、米国市場でも急速に認知度を高めてきた。また昨年には、既存の小売チャネルで前年比54%の売上増を記録。現在は、サックス フィフス アベニュー(Saks Fifth Avenue)をはじめとする高級百貨店で取り扱われており、今秋にはコス バー(Cos Bar)やノードストローム(Nordstrom)との新たなリテールパートナーシップを通じて、さらなる展開が予定されている。

オーヴェダの新しい旗艦店は、フランスブランドならではの高級感とニューヨークのエレガンスを融合させた設計がなされており、顧客にプレミアムな体験を提供する場となっている。スキンケア、フレグランス、アートが一体となった3,840平方フィートの店内では、顧客は最先端のバイオテクノロジーを駆使したスキンケア製品を直接体験することが出来る。また、トリートメントルームのほか、イベントスペースや専用のフレグランスルームも併設しており、マスタークラスやアート展示など、顧客を定期的に引き込む仕掛けが充実している。

また、オーヴェダは、スキンケア製品だけでなく、2023年にローンチされた高級フレグランスライン「INFINIMENT COTY PARIS」にも力を注ぐ。このコレクションは、親会社であるコティ(Coty)社の長い歴史を受け継ぎながら、最新の技術を取り入れた14種類の香りで構成されたものだ。ニューヨークの旗艦店には、これらのフレグランスを体験できる専用ルームも設置されており、ここでも顧客はプレミアムな感覚体験を楽しむことが出来る。