アマゾン(Amazon)、好調な第3四半期業績を発表 ー 年末商戦に向けさらなる期待感

Amazon

10月31日(現地時間)、米アマゾン(Amazon.com)は、2024年9月30日を期末とする第3四半期の業績を発表した。同社の純売上は前年同期比11%増の1,589億ドルに達し、北米、国際、AWS各セグメントで売上が大幅に成長。為替変動の影響を除いた場合でも、前年同期比で11%の増加となった。

アマゾンの北米セグメントは前年同期比9%増の955億ドル、国際セグメントは12%増の359億ドル、AWS(アマゾン・ウェブ・サービス)セグメントは19%増の275億ドルを記録した。営業利益も大幅に向上し、174億ドルとなり前年同期の112億ドルから大きな増加を見せている。

この成長に対し、アンディ・ジャシー(Andy Jassy)CEOは「年末商戦の開始と共に、史上最大のPrime Big Deal Daysを実施し、新しいKindleシリーズも予想を超える売れ行きを見せている。年末にはさらに多くのディール、Prime Videoでの特別番組、感謝祭後に行われるAWS re:Inventでの発表など、充実したコンテンツを顧客に提供する予定だ」と述べた。

アマゾンのキャッシュフローも改善を続けている。直近12か月の営業キャッシュフローは前年同期比57%増の1,127億ドルに達し、フリーキャッシュフローも477億ドルと、前年の214億ドルから大幅に増加した。

11月に入り、競争が激化する中、アマゾンは迅速な配送ネットワークと低価格商品を強化し、年末商戦の勝利を狙っている。また、AIを活用した革新的な新機能の導入や、拡大するAWS事業を武器に、さらなる成長を積極的に推進している。

No Comments Yet

Leave a Reply

Your email address will not be published.