エリー サーブ(Elie Saab)、新アーティスティック&デザインディレクターにマリーナ・ラファエルを任命

Marina Raphael

11月4日(現地時間)、オートクチュールの名門エリー サーブ(Elie Saab)が、ギリシャとオーストリアにルーツを持つラグジュアリーハンドバッグデザイナー、マリーナ・ラファエル(Marina Raphael)をハンドバッグ部門のアーティスティック&デザインディレクターとして迎え入れる決定を発表した。これにより、同ブランドはこのカテゴリーでのアイデンティティ強化を図り、新たなアプローチを導入することを目指していく。

ラファエルは、自身の名を冠したブランドで高品質のシルエットとクリスタル装飾を施したハンドバッグで世界的な評価を得ており、スワロフスキー家の6代目としても知られる。今後はエリー サーブ創設者でありクリエイティブディレクターでもあるエリー・サーブ(Elie Saab)と協力し、ブランドのDNAを受け継ぐ「時代を超えたデザインと卓越したクラフトマンシップ」を追求したコレクションの展開に力を注ぐことになる。

エリー サーブ・グループのCEOであるエリー・サーブ・ジュニア(Elie Saab Jr)は、「マリーナと共にハンドバッグのカテゴリーを追求できることを嬉しく思います。彼女の輝かしい実績と、ブランドのビジョンを具体化する能力により、我々の成功の可能性はさらに高まります。彼女の過去の成果と卓越した仕事への情熱は、私たちにとって理想的なパートナーであると確信させてくれます。マリーナは常に革新と結果を出す能力を示しており、我々のブランドの目標と価値観に完璧に一致しています」とコメント。

またラファエルは、「卓越した品質とクラフトマンシップへの情熱を育む上で重要な役割を果たしてくれたエリー・サーブ氏との仕事は、謙虚な気持ちでいっぱいです。彼はオートクチュールとファッションの世界で革新を続けてきた人物であり、その比類なき創造力と細部へのこだわりに常に感銘を受けています」と語り、

「総じて、エリー・サーブ氏のクリエイティブディレクションとエリー・サーブ・ジュニアCEOのリーダーシップのもと、このダイナミックで永続的なブランドに貢献できる機会は、私のキャリアにおいて大きなマイルストーンとなります」と、今後の挑戦に意欲を示した。

ラファエルが手がける初のコレクションは、2025年1月にパリで開催されるエリー サーブのオートクチュールショーにて発表される。

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