ニューヨークの象徴的なランドマーク、サックス・フィフス・アベニュー(Saks Fifth Avenue)が今年もホリデーシーズンの幕開けを告げる華やかなウィンドウディスプレイを公開した。
今年のテーマは「冬のワンダーランド」。2025年1月5日まで展示されるこのホリデーウィンドウは、創業100周年を迎えたサックスが贈る、記念すべき特別なシーズンにふさわしい仕上がりとなっている。
ファッションと冬の幻想的な世界が融合
今年のディスプレイでは、プラダ(Prada)、オスカー デ ラ レンタ(Oscar de la Renta)、ヴァレンティノ(Valentino)、ロエベ(Loewe)など、世界を代表するラグジュアリーブランドの作品が一堂に会する。ディスプレイは、巨大な雪の結晶が舞い降りたような演出や、反射する銀色の床で飾られ、作品の芸術性をより一層引き立てている。さらに、ダイクロイックフィルムの幻想的な輝きが加わり、まるで夢の中の風景を歩いているかのような感覚を来訪者に与える。
また、ウィンドウを囲む建物の外観は、ライトアップされたファサードと輝くガーランドの装飾で、大きな「Saks」のロゴとホリデー音楽のメドレーが、訪れる人々に昼夜を問わず華やかな雰囲気を提供する。
店内では、12月5日にスタートする「サックス・フィフス・アベニュー・ハイジュエリーコレクション(Saks Fifth Avenue High Jewelry Collection)」の展示を皮切りに、ホリデーシーズン限定の体験が目白押しだ。サックス・ホリデーマーケットではこの時期ならではのアイテムが揃い、ラルフズコーヒー(Ralph’s Coffee)のポップアップショップでの温かい一杯や、ラヴェニュー・アット・サックス(L’Avenue at Saks)の特別なフェスティブメニューがホリデー気分を一層盛り上げる。
サックスのチーフマーケティングオフィサーであるエミリー・エスナー(Emily Essner)は、「ホリデーシーズンはサックスにとって特別で重要な時期です。今年100周年を迎えるにあたり、魅力的なファッションストーリーを通じてお客様にインスピレーションを与えるホリデーウィンドウをお披露目できることを嬉しく思います。ラグジュアリーデスティネーションとして、お客様に忘れられないショッピング体験を提供し、新しい喜びを広めたいと考えています」と語る。
サックスのホリデーウィンドウは、ニューヨークの冬を象徴する風物詩であると同時に、ブランドとしての価値を具現化する重要な取り組みだ。今年の展示は、創業100周年を記念する特別なものとして、過去の伝統を尊重しながらも、未来への革新を示す内容に仕上げられている。ホリデーシーズンにニューヨークを訪れるなら、この特別な空間をぜひ体験してほしい。