12月20日(現地時間)、カルバン クライン(Calvin Klein)は、2025年2月に開催されるニューヨーク ファッションウィーク(NYFW)に公式復帰することを発表した。同ブランドは、ヴェロニカ・レオーニ(Veronica Leoni)を新たにクリエイティブディレクターに迎え、ウィメンズとメンズの両コレクションを発表する予定だ。ショーは2025年2月7日正午に開催される。
グローバルブランドプレジデントであるエヴァ・セラーノ(Eva Serrano)は、「ニューヨーク ファッションウィークでヴェロニカ・レオーニのビジョンを披露できることを嬉しく思います。今回のデビューはブランドの伝統を尊重しつつ、新しい時代の方向性を示すものです」とコメントを発表。
また、アメリカファッションデザイナー協会(CFDA)のCEOであるスティーブン・コルブ(Steven Kolb)は、「カルバン クラインの復帰はニューヨークとグローバルファッション業界にとって大きな意義を持つものです。同ブランドはアメリカンファッションを象徴する存在であり、その復帰を心から歓迎します」と声明で述べた。
カルバン クライン コレクションは、これまでもミニマリズムを基盤としたデザインでアメリカンファッションをリードしてきた。今回のニューヨーク ファッションウィークでは、新たに就任したクリエイティブディレクターのもと、ブランドがどのようにそのデザイン哲学を進化させ、新たな市場の期待に応えるのかが注目される。今回のショーは、グローバル市場におけるカルバン クラインの存在感を再び示す絶好の機会となるだろう。