ニューヨーク発のファッションブランド、エリア(Area)は、共同創業者兼クリエイティブディレクターのピオトレク・パンシュチク(Piotrek Panszczyk)の退任を受け、ニコラス・アバーン(Nicholas Aburn)を新たなクリエイティブディレクターに迎えたことを発表した。
アバーンは、バレンシアガ クチュールのシニアデザイナーとして活躍したほか、アレキサンダー ワン(Alexander Wang)やトム フォード(Tom Ford)でも経験を積んできた。
エリアの共同創業者であり、現在CEOを務めるベケット・フォッグ(Beckett Fogg)は、声明の中で「彼のブランド進化に対するビジョンはエリアの存在感をさらに高め、新たな時代へと導いてくれる」と述べている。

メリーランド州出身のアバーンは、セントラル・セント・マーチンズ(Central Saint Martins)で学士号および修士号を取得。修士課程では故ルイーズ・ウィルソン(Louise Wilson)の指導を受けた。その後、トム フォードでウィメンズウェアのアシスタントデザイナーとしてキャリアをスタートさせ、イブニングウェアとフルウのデザインを担当。アレキサンダー ワンではウィメンズウェアのシニアデザイナーを務めた後、2022年にバレンシアガ クチュールに入社し、シニアデザイナーとして活動していた。
アバーンは近年パリで活動していたが、この就任を機に再びアメリカへ拠点を移すことになる。彼は声明の中で「ニューヨークは、常に生のエネルギーとグラマーが共存する街として私をインスパイアしてきました。エリアはその精神を体現しており、ブランドをそのルーツへと回帰させることを楽しみにしています」と喜びを伝えた。
エリアは、ニューヨークのファッション名門校であるパーソンズ美術大学(Parsons School of Design)のファッションデザイン&ソサエティ修士課程で出会ったフォッグとパンシュチクによって、2014年に設立された。歴史や文化の中で変化する美と女性性の概念を探求しながら展開する、斬新なクリエイションで知られてきた。
なお、アバーンが手がける最初のコレクションは2026年春夏シーズンに発表される。
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