ルイ ヴィトン(Louis Vuitton)が、来シーズンからゼニア(Zegna)に取って代わり、レアル・マドリード(Real Madrid)の公式ファッションパートナーとなる可能性が浮上している。まだ公式発表はないものの、複数の報道によると、この契約はすでに合意間近とされている。もし実現すれば、スポーツとファッションを象徴する二大ブランドの間で、かつてない規模のコラボレーションが誕生することになる。
ルイ ヴィトンは、これまでにもFIFAワールドカップのトロフィーケースのデザインや、バロンドールの公式ケースを手掛けるなど、スポーツ界の権威あるイベントに関与してきた。さらに、2022年のワールドカップ開催時には、クリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)とリオネル・メッシ(Lionel Messi)がチェスを指すアイコニックなビジュアルを発表し、世界中の話題をさらった。2023年には、レアル・マドリードの中心選手であるジュード・ベリンガム(Jude Bellingham)を「フレンド・オブ・ザ・ハウス」として迎え入れ、ブランドとサッカー界の結びつきを一層強化している。
また、ルイ ヴィトンは、メンズウェア部門のクリエイティブディレクターであるファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)のもと、スポーツの要素を取り入れたデザインを積極的に打ち出している。例えば、昨年のパリ ファッションウィークでは、ラグジュアリーなサッカーウェアを披露したり、2024年12月には「Footprint」アストロシューズを発売したりしている。
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