3月3日(現地時間)、ニューヨーク・タイムズスクエアのど真ん中に、全長60フィート(約18メートル)のキム・カーダシアン(Kim Kardashian)の巨大バルーンが突如出現した。彼女が共同設立したブランド、スキムス(Skims)の最新スイムウェアコレクションのプロモーションとして登場したこのインパクト抜群のバルーンは、その圧倒的な存在感で瞬く間に話題をさらった。斬新すぎるプロモーションに、タイムズスクエアを訪れた多くの人々が足を止め、驚きの声が広がっている。
この巨大バルーンは、ブランドのスイムウェアの新作「シグネチャー スイム トライアングル ビキニトップ」と「シグネチャー スイム タンガ ビキニボトム」を再現したもの。カーダシアンのバルーンが着用しているのは、「タイド(Tide)」と呼ばれる鮮やかなブルーカラーのビキニで、バルーンの下には高さ4フィート(約1.2メートル)のデッキが設置され、そこに大きくブランドのロゴが施されている。
このインスタレーションのプロデュースを手掛けたのは、メリー・ワンダラー(Merry Wonderer)のエイミー・クール(Amy Kule)。スキムスのスイムウェアコレクションは、シグネチャースイムシリーズに加え、テリークロスやコットンジャージーのカバーアップ、プールサイドアクセサリーなど、幅広いアイテムを展開。今シーズンの新作では、「シャンパンレオパード(Champagne Leopard)」「シャンパンタイガー(Champagne Tiger)」「スノー(Snow)」「タイド(Tide)」、そしてブランドの定番カラーである「オニキス(Onyx)」の5色がラインナップされている。
カーダシアンは今回のキャンペーンにおいて、プレイボーイのフォトグラファー、アナ・ディアス(Ana Dias)がバハマで撮影したビジュアルに登場。新コレクションについて「このコレクションには、あらゆる人に適したアイテムが揃っています。バケーションでもビーチでも、自信を持ち、心地よく過ごせるのが魅力です」とコメントしている。さらに、ブランド側は本コレクションを「洗練されたスタイルで自信を引き出す、セクシーなバケーションワードローブ」と表現している。
View this post on Instagram
スキムス(Skims)はこれまでも、カーダシアン自身を起用したキャンペーンを積極的に展開してきた。2024年4月には、ニック・ナイト(Nick Knight)が撮影を手がけた「Skims Swim」キャンペーンに登場。また、2024年2月にはナイキ(Nike)とのコラボレーションブランド「NikeSkims」を発表し、スポーツとスタイルを融合した新たなアクティブウェアを提案した。さらに、同年11月にはドルチェ&ガッバーナ(Dolce & Gabbana)との限定コレクション「Dolce & Gabbana × Skims」を発表し、ラグジュアリーな視点を取り入れた特別なコレクションを展開した。
また、スキムスは2024年12月、ニューヨーク・フィフスアベニューに初の旗艦店をオープン。6,570平方フィート(約610平方メートル)の広大な空間で、シェイプウェア、アンダーウェア、ルームウェアをはじめとする人気アイテムや限定コレクションを取り扱っている。この旗艦店の開業は、ブランドのさらなる成長と、実店舗での顧客体験の強化を示す重要な一歩となった。
Copyright © 2025 Oui Speak Fashion. All rights reserved.