コペルニ（Coperni）、Ray-Ban Metaとコラボした限定スマートサングラスを発表

3月9日（現地時間）、コペルニ（Coperni）は、パリ ファッションウィーク中に披露した2025年秋冬コレクションにて、レイバン（Ray-Ban）とメタ（Meta）によるコラボレーションモデル「Ray-Ban Meta x Coperni 限定エディション」を発表した。

同モデルは世界限定3,600本の特別仕様。レイバンのアイコニックなウェイファーラー（Wayfarer）フレームに、透明感のあるブラックカラーとグレーミラーレンズを組み合わせ、コペルニのロゴをアームに施したデザインとなっている。クラシックなスタイルに洗練されたモダンな要素が融合し、ファッションとテクノロジーを象徴する一品だ。

このコラボレーションの背景には、コペルニが今シーズン掲げたテーマ「デジタルコミュニティ」がある。ブランドは毎シーズンのランウェイショーで、最新のデジタル技術を活かしたイノベーティブな演出をし話題を集めているが、共同創設者であるセバスチャン・メイヤー（Sébastien Meyer）とアルノー・ヴァイヤン（Arnaud Vaillant）は、常にテクノロジーとファッションの交差点を探求し続けている。

ショーでは、200人規模の24時間LANパーティーが開催され、デジタルとリアルが交錯する新たな空間が演出された。さらに、ランウェイを歩くモデルたちは、この「Ray-Ban Meta x Coperni 限定エディション」を装着し、ショーの様子をハンズフリーで録画。ファッションの枠を超え、テクノロジーがどのように個人の視点を広げ、体験を変えるのかを体現する試みとなった。

同モデルでは、Ray-Ban Metaグラスの基本機能を継承しつつ、さらに進化した技術を搭載。昨年のConnect以降、新たに以下の機能が追加されている。

• Shazamの対応により、楽曲の認識が可能に
• SpotifyやAmazon Musicの音声検索・再生機能を導入
• Meta AIによるメモリー機能が加わり、ユーザーの体験を向上

さらに、米国とカナダのEarly Accessプログラム参加者には、新たなライブAI機能やリアルタイム翻訳機能も提供される。この翻訳機能では、英語とスペイン語、フランス語、イタリア語の間でリアルタイム翻訳が可能となり、日常生活においても便利なツールとなる。

「Ray-Ban Meta x Coperni 限定エディション」は、3月10日（月）より、コペルニ、メタ、レイバンの公式オンラインストアにて販売開始。製品価格は549ドルで、販売開始時間はアメリカ西海岸時間 午前1時 / 中央ヨーロッパ時間 午前9時から。

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