5月6日(現地時間)、米国発のファッションリテーラーであるリボルブ グループ(Revolve Group, Inc.)は、2025年1〜3月期の売上高が前年同期比10%増の2億9,670万ドルとなったことを発表した。ブランド全体、地域全体での堅調なパフォーマンスが業績を押し上げた。
事業別に見ると、主力のリボルブ事業は2億5,440万ドル(+11%)、高級ブランドを中心としたFWRD事業は4,230万ドル(+3%)を記録。いずれもプラス成長を維持する結果となった。
また地域別では、米国内の売上が9%増の2億3,920万ドル、国際市場の売上は12%増の5,750万ドルと、特に海外での成長が際立ったことで、全体として2桁の売上増を達成した。
さらに、純利益も前年同期の1,090万ドルから1,140万ドルへと増加。営業キャッシュフローは4,500万ドルとなり、財務体質のさらなる強化へと繋がっている。
共同創業者兼共同CEOであるマイク・カラニコラス(Mike Karanikolas)は、「マクロ環境が変動する中でも、当社の強力な実行力により、第1四半期は顕著な業績を残すことが出来ました。売上の2桁成長、前年比57%の営業利益増、4,500万ドルの営業キャッシュフローにより、バランスシートがいっそう強化されました」と述べた。
さらに、「このような不確実な時期に、他社が投資計画を縮小する中でも、将来の成功に向けた重要な取り組みに投資を続けた」と語った。
同じく共同CEOを務めるマイケル・メンテ(Michael Mente)は、「チームの継続的な卓越した実行力と柔軟性が、この好調な業績を生み出しました。チームの強さ、堅実な財務基盤、そして柔軟性こそが、現在の地政学的・マクロ経済的な不確実性を乗り越え、将来の成長機会に引き続き投資できる要因です。過去にも困難な局面を乗り越えてきた経験が、今回のサイクルにおいても、さらなる市場シェアの拡大と長期的な成果への自信に繋がっています」と述べた。
なお、同社は2025年4月も前年比で1桁台中盤の売上成長を記録したことを明らかにしており、特に国際市場での販売拡大が寄与したとしている。
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