5月20日(現地時間)、米グーグル(Google)は、開発者向けカンファレンス「I/O 2025」において、AIスマートアイウェアの新時代を切り開く一手として、韓国発のファッションアイウェアブランド「ジェントルモンスター(Gentle Monster)」との公式パートナーシップを発表した。
今回の協業は、グーグルの「Android XR」プラットフォームを搭載したAIスマートアイウェアの初の公式プロジェクトであり、テクノロジーとファッションの融合を本格的に進める画期的な試みとなる。
感性と技術の融合──ジェントルモンスターとの戦略的提携
グーグル XR部門の副社長であるシャフラム・イザディ(Shahram Izadi)は、「テクノロジーが人々の生活に自然と溶け込むには、創造性と感性に訴えるデザインが欠かせません」とコメント。スマートアイウェアの未来において、ファッション性を持つプロダクト開発がいかに重要かを強調した。
このパートナーとして選ばれたジェントルモンスターは、アバンギャルドで洗練された美学に定評があるグローバルブランドだ。アイウェアという枠組みにとらわれず、空間芸術やパフォーマンス、プロダクトデザインといった領域を横断するユニークな世界観で知られている。
スマートアイウェアは“ライフスタイルアイテム”へ
同プロジェクトを通じてグーグルが目指すのは、「一日中身につけたくなるような快適さ」と「デザイン性の高さ」を兼ね備えたAIスマートアイウェアの実現。ファッションとテクノロジーがシームレスに融合することで、スマートグラスはガジェットではなく“ライフスタイルアイテム”へと進化しつつある。
「I/O 2025」での発表後、ジェントルモンスターならではの未来的かつ芸術的なデザインと、グーグルの高度なAI・XR技術がどのような形で結実するのか、業界内外から多くの注目が集まっている。
View this post on Instagram
Copyright © 2025 Oui Speak Fashion. All rights reserved.