ヘイリー・ビーバーによる「ロード(Rhode)」がセフォラと提携─ 初の実店舗展開でグローバル展開を加速

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スキンケアブランド「ロード(Rhode)」が、米国とカナダのセフォラ(Sephora)店舗で今秋から取り扱いを開始することを発表した。2022年に、ヘイリー・ビーバー(Hailey Bieber)が立ち上げた同ブランドにとって、これは初めてのリテール展開となる。

ロードは、これまで自社ECを通じたDTC(ダイレクト・トゥ・コンシューマー)モデルを軸に、ペプチド・リップ・トリートメントやグレージング・ミルクなど、シンプルかつ効果にこだわったプロダクトでZ世代を中心に高い支持を集めてきた。セフォラとのパートナーシップは、ブランドのアクセス性と認知度を大幅に高める第一歩となる。

ブランドの公式Instagramでは、「ブランド立ち上げ当初から、効果的で意図のあるスキンケアとビューティーエッセンシャルを、できるだけ多くの人に届けることが私たちの夢でした。セフォラとパートナーを組むことで、ロードの世界をさらに多くの方々に届け、グローバルなコミュニティを広げられることに大きな喜びを感じています」と伝えている。

 

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なお、正式な発売日はまだ公表されていないが、アメリカとカナダでは2025年秋、イギリスでは2025年末の展開が予定されているようだ。

今回のセフォラ進出は、実店舗での体験が依然として美容業界におけるブランド発見とサンプリングにおいて重要であることを示している。また、販売チャネルの拡充により、ロードの市場価値がさらに高まる可能性もある。

加えて、一部報道によれば、ビーバーはブランドの売却を視野に入れており、約10億ドルの企業評価を目指しており、セフォラとのパートナーシップは、その布石としての意味合いも含んでいると見られる。

ロードは、Z世代の美意識と共鳴するプロダクトとビジョンによって成長を続けてきた。今後のグローバル展開の広がりが、同ブランドの次なるフェーズを決定づける重要な鍵となるだろう。

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