リカバリーフットウェアの「ウーフォス(OOFOS)」が全米で初の直営店を展開

OOFOS

5月29日(現地時間)、リカバリーフットウェア市場を牽引する「ウーフォス(OOFOS)」が、ブランド史上初となる直営店舗をアメリカ国内にオープンすることを発表した。同社は、2025年5月から6月にかけて、バージニア州のペンタゴン・シティ、ジョージア州のモール・オブ・ジョージア、フロリダ州のフロリダ・モールの3ヶ所で順次新店舗をオープンさせる予定だ。これらはいずれも人流の多い戦略的立地であり、ブランドのDTC戦略とホールセール展開の間をつなぐ、新たな顧客接点となる。

DTCからリアル体験へ─ ポップアップの知見を活かした空間設計

ウーフォスは2011年の設立以来、自社ECやアマゾン(Amazon)、ホールセールチャネルを軸に着実な成長を遂げてきた。とりわけ日本市場では、リカバリーシューズの先駆けとして早くから支持を獲得しており、同ブランドのグローバル認知度を後押ししている。

また、全米での直営店展開の背景には、ボストンマラソン会場近辺をはじめとする各地でのポップアップストアの成功がある。こうした場で得られた知見を活かし、来店者が実際に試着しながら、ウーフォス独自の衝撃吸収素材「OOfoam™」の履き心地を体感できるよう設計されたのが今回の直営店舗だ。ブランドの魅力をリアルに伝える体験型の場として、重要な役割を果たすことが期待されている。

ウーフォス共同創業者兼CEOのルー・パナッチオーネ(Lou Panaccione)は、「私たちは常に、持続可能かつ戦略的な成長を目指してきました。今回の店舗展開も、大規模に始めるのではなく、まずは意図を持って小さく始めることで、既存チャネルを補完しながらブランドの使命をより多くの人々に伝える機会にしたいと考えています」と語る。

なお、オープンする直営店では、ウーフォスの人気モデルに加えて、「OOmy Stride」や「OOmy Zen」といった最新ラインが展開される。これらのモデルはすべて、足裏への衝撃を効果的に吸収し、全身の負担を軽減するウーフォス独自の「OOfoam™」テクノロジーを搭載。オープントゥからクローズドトゥまで、ライフスタイルやニーズに合わせた多彩なスタイルが揃う。

さらに、ウーフォスは、売上の一部を乳がん研究と患者支援活動に寄付する「プロジェクト・ピンク」など、社会的責任を果たす活動にも注力している。アスリートから医療従事者までの幅広い層に支持されるブランドとして、今回の直営店展開は、ウェルネス、イノベーション、社会貢献という三位一体のブランド哲学をリアルな場で体現するものになるだろう。

 

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