ディオール(Dior)の新たなアンバサダーにキリアン・エムバペが就任

Dior

6月24日(現地時間)、サッカー界のスーパースターであり、現レアル・マドリード所属のキリアン・エムバペ(Kylian Mbappé)が、ジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)率いるディオール(Dior)の新アンバサダーに就任したことが発表された。この起用は、6月27日に開催予定のアンダーソンによる初の2026年春夏メンズコレクションの前哨戦とも言えるティザー動画と共に明らかになった。

ディオールはソーシャルメディア上で、エムバペが「赤と青のストライプのネクタイを青と白のストライプシャツに締め、グレーのヘリンボーン柄のウールジャケットを羽織る様子」や、「ホワイトシャツに黒のボウタイをほどいたクラシックなブラック・タキシード姿」を披露する2本のショートクリップを公開。

アンダーソンは声明で「キリアン・エムバペは、世代を象徴する声であり、スポーツ界を超えて多くの人々にインスピレーションを与える存在です。この映像は、彼の魅力とカリスマ性を表しており、彼こそがディオールのアンバサダーにふさわしい人物であることを証明しています」と語っている。

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また、同じLVMHグループ傘下では、ルイ ヴィトン(Louis Vuitton)が、レアル・マドリードの選手たちの公式スポンサーとして遠征時の装いを担当することも発表されており、グループ全体でのスポーツとの連携がより明確になりつつある。

この数日間、アンダーソンとブランドはソーシャルメディアにて、新コレクションに関する手がかりとなる複数のビジュアルティーザーを小出しに公開してきた。その中には、銀灰色のカエルや、アンディ・ウォーホル(Andy Warhol)が撮影したリー・ラジヴィル(Lee Radziwill)のポラロイド、ジャン=ミシェル・バスキア(Jean-Michel Basquiat)の1980年代のポートレート、そして“Dracula by Bram Stoker”とプリントされた鮮やかなイエローのトートバッグなどが含まれている。

ジョナサン・アンダーソンによる新生ディオールは、一体どのような世界を作り上げるのだろうか。ディオール 2026年春夏メンズコレクションは、6月27日(金)14:30(CET)にパリ・メンズ・ファッションウィークにて発表される。

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