オメガ（OMEGA）がオリバースミスと提携し、アスペンに新ブティックをオープンー米国の西部市場を強化

スイスの高級時計ブランド、オメガ（OMEGA）は、このほど、アリゾナ発の高級ジュエラーのオリバースミスジュエラー（Oliver Smith Jeweler）と提携し、米国、コロラド州アスペンに新たなブランドブティックをオープンした。

場所はアスペンの中心地、イースト・ハイマン・アベニュー400番地。ラグジュアリーブランドが軒を連ねる同エリアに新たに加わったブティックは、観光需要が高まる夏シーズン、そして8月に開催予定の「ウォッチ・ウィーク・アスペン（Watch Week Aspen）」を見据えた絶好のタイミングでの出店となる。

オリバースミスジュエラーの創業者であるオリバー・スミス（Oliver Smith）は、「アスペンにこの新しいオメガ体験を届けられることを大変嬉しく思います。世界最高峰の時計ブランドを紹介することは、私たちの長年の使命でもあり、今回のオープンはその自然な進化です」とコメント。

ブティックでは、シーマスター、スピードマスター、コンステレーション、デ・ヴィルといったオメガを象徴する各コレクションが展開される。中でも注目は、今週発表されたばかりの新作「30mm アクアテラ」を世界に先駆けて、アスペンで体験できることだ。

さらに店内には、ブランドのアイコニックなオメガ・レッドを基調としたディスプレイや、ブランドの歴史と技術革新を体感できる没入型の演出も取り入れられており、アスペンの雄大な自然を背景に特別なショッピング体験を提供する。

アスペンの夏は、6月の「アスペン・フード・アンド・ワイン・クラシック（Aspen Food & Wine Classic）」、そして8月の「ウォッチ・ウィーク・アスペン」など、時計業界関係者やラグジュアリートラベラーが集まるイベントが目白押しとなっている。

今回の出店は、オメガにとって米国西部市場におけるプレゼンス拡大を意味するだけでなく、オリバースミスにとってもウォッチ・ウィーク発祥の地・アスペンをさらに時計都市として定着させる戦略的な動きといえるだろう。