【CAMPER × ISSEY MIYAKE】一枚の布の発想から生まれた、しなやかなフットウェアコレクション「Peu Form」を発表

CAMPER × ISSEY MIYAKE

スペイン・マヨルカ島にルーツを持つシューズブランド「カンペール(CAMPER)」と、日本のモダンデザインを象徴する「イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)」が、2025/26年秋冬シーズンに向けて初のパートナーシップを実現する。シリーズ第一弾として、7月15日(火)に世界同時発売されるのは、フットウェアコレクション「ペウ フォーム(Peu Form)」だ。

同コレクションのベースとなったのは、カンペールの象徴的モデル「Peu」。人間の足の形に寄り添うように設計されたミニマルなこの一足に、イッセイ ミヤケのデザイナー、近藤悟史が独自の解釈を加えた。インスピレーション源となったのは、イッセイ ミヤケが一貫して追求してきた“身体と布”の関係性──とりわけ「一枚の布が身体を包む」という発想だ。

一枚革で足を覆い、まるでドレープを描くかのようなフォルムは、着る(履く)人の動きに呼応するしなやかさを宿す。その有機的な曲線は、洋の東西を越えて身体性と機能性を同時に描き出す、現代的なプロダクトと言えるだろう。

CAMPER × ISSEY MIYAKE

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展開されるスタイルは、スリッポンタイプとアンクルブーツの2型。それぞれの足に自然にフィットする柔軟な構造に加え、折りたたんで持ち運べる利便性も魅力だ。アッパーにはしっとりとしたイタリアンレザー、インソールにはPU素材、アウトソールには環境に配慮した20%リサイクルTPUを採用。サステナビリティと快適性を兼ね備えた素材選定も、同コラボレーションが目指す「未来のクラフト」の姿を象徴している。

カラーパレットは、ブラック/ホワイトのベーシックカラーに加え、深く鮮やかなクラインブルー、そしてカンペールを象徴するレッドの全4色。価格はシューズが税込69,300円、ブーツが税込88,000円。サイズはウィメンズ36〜40、メンズ41〜44を展開し、カンペールの通常モデルよりやや小さめのフィット感となっている。

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これらのコレクションは、7月15日(火)より、カンペールおよびイッセイ ミヤケの直営店、公式オンラインストアにて発売開始。さらに、一部店舗ではローンチを記念したインスタレーションも実施され、ブランドの世界観を体感できる特別な空間が登場する。

また、グローバルローンチに先駆けて、東京のキャットストリートに位置する「StandBy」にてローンチイベントも開催。初日となる7月11日(金)には、ダンサーの柿崎麻莉子と、フランスを拠点に活動する作曲家・中野公揮による、身体表現と音楽の即興的なセッションが予定されており、「Peu Form」が持つ身体性と美意識を視覚的・聴覚的に体感できる機会となる。

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