アミナムアッディ（Amina Muaddi）、パリのモンテーニュ通りに初の旗艦店をオープン

ラグジュアリーシューズブランドのアミナ・ムアッディ（Amina Muaddi）が、このほど、パリのモンテーニュ通りに、初となる単独店舗をオープンした。パリオートクチュールウィークに合わせて発表されたこの店舗は、ブランドにとって新たな小売展開の起点となる重要な拠点である。

新店舗の住所は、パリの高級ショッピングストリートとして名高いモンテーニュ通り6番地。立地はラグジュアリーブランドが軒を連ねる一等地であり、アミナムアッディにとっても念願の開業場所となった。

空間デザインを手がけたのは、建築家でありクリエイターとしても知られるラムダン・トゥアミ（Ramdane Touhami）率いるパリのデザインスタジオ、アール・ルシェルシュ・アンデュストリー（Art Recherche Industrie）である。

店内には、円形のレイアウトを中心に、うねるようなアルミニウムパネルを使用したディスプレイと、ラッカー仕上げのバールウォールナットの収納ベースを配置。この組み合わせは、ブランドのルーツであるフランスのアールデコ様式と、クリエイションの中核を担うイタリアの卓越した製造技術へのオマージュとなっている。

さらにアール・デコ様式の照明やブランドのシグネチャーカラーであるキャラメルピンクの360度回転式ソファが置かれ、空間全体に動きと温かみを与えている。

店内には、ウィメンズシューズを中心とするブランドのフルコレクションが揃い、ハンドバッグやジュエリーもラインナップされている。

同店のオープニングを祝して、店舗限定のカプセルコレクションも展開。ゴールドのパテントレザーで仕立てたアノック（Anok）スリングバックや、オーストリッチフェザーをあしらったジェリー（Jerry）サンダルなど、既存モデルを新たな表情で再構築した6型の限定シューズに加え、繊細なクリスタル刺繍が施されたアミ・クラッチ（Ami Clutch）も登場した。