7月22日(現地時間)、キム・カーダシアン(Kim Kardashian)率いるラウンジウェアブランド「スキムス(SKIMS)」は、女子バレーボールリーグ「リーグ・ワン・バレーボール(League One Volleyball, 以下LOVB)」と公式パートナーシップを締結したことを発表した。今回の提携は、ラウンジウェア、インティメイト(下着)、スリープウェアの分野におけるスキムスの革新的なプロダクトと、女子バレーボールの育成と普及に取り組むLOVBの理念が結びついたことで実現したものだ。
スキムスは、LOVBの公式シーズンを通じてリーグ全体のアクティベーションや選手・地域コミュニティとの連携イベントに参加する予定である。さらに、スキムスのブランド力を活用し、ユースからプロまでの女性アスリートの声を届ける取り組みや、バレーボールが持つカルチャー的影響力の可視化も目指す。

LOVBは2020年に設立され、2025年1月にプロリーグをスタート。現在はアトランタ、オースティン、ヒューストン、マディソン、オマハ、ソルトレイクにプロチームを展開しており、全米最大規模のユースクラブコミュニティも有する。バレーボールは現在、女子高校生の競技人口は年間45万人を超え、米国で女子に最も人気のあるチームスポーツだ。2028年ロサンゼルス五輪での女子バレーボールへの期待などを背景に、その影響力はますます広がっている。
一方、スキムスは2019年にキム・カーダシアン(Kim Kardashian)とイェンス・グリーデ(Jens Grede)により共同設立されたブランドで、ボディポジティブな視点から下着・補整下着・ラウンジウェアの新たなスタンダードを打ち出してきた。
LOVBのチーフ・ビジネス・オフィサーであるミシェル・マクゴルドリック(Michelle McGoldrick)は、「スキムスとの提携は、私たちのリーグとクラブにとって素晴らしいマイルストーンです。女性をエンパワーし、自信を称えるという彼らの理念は、あらゆる年齢のアスリートを高め、バレーボールという競技の成長を後押しするという私たちのミッションと完璧に合致しています」とコメント。
また、スキムスのイェンス・グリーデは、「今回のLOVBとの提携は、ファッション、カルチャー、スポーツが交差する領域で、私たちの影響力を拡大する素晴らしい機会です。バレーボールは力強さ、チームワーク、そして女性アスリートの台頭を象徴するスポーツであり、LOVBのミッションがスキムスの女性支援のビジョンと一致しているこの重要なタイミングでパートナーになれたことを誇りに思います」と語っている。
さらに、キム・カーダシアンも、「リーグ・ワン・バレーボールとの提携にとてもワクワクしています。彼らがユースからプロまで築いている素晴らしいコミュニティをサポートできることに感謝しています。革新的なプロダクト、地域コミュニティとの連携、そしてアスリートたちの物語を通じて、自信と力を与えられるよう取り組んでいきます」とコメントを寄せた。
なお、スキムスは2023年にメンズライン「スキムス メンズ(SKIMS Mens)」を発表し、NBAおよびWNBAとの公式パートナー契約も結んでいる。今回の提携を通じて、両者は単なるスポーツパートナーにとどまらず、社会全体にポジティブな影響を与える女性支援のロールモデルとして、さらなる連携を深めていく構えである。
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