8月8日(現地時間)、ティファニー(Tiffany & Co.)が東京の銀座に展開するアジア最大級の旗艦店「ティファニー 銀座」に、待望の「ブルー ボックス カフェ(Blue Box Café by Natsuko Shoji)」が日本初オープンした。
ブランドの象徴でもある“ティファニーブルー”に包まれたこのカフェは、ラグジュアリーと美食が交差する唯一無二の空間。ミシュラン一つ星シェフ・庄司夏子(Natsuko Shoji)を監修に迎え、銀座の街を一望できる特別なロケーションにて、ニューヨークと東京の食文化を融合させた洗練のメニューが楽しめる。
店内の空間デザインは、世界的建築家のピーター・マリノ(Peter Marino)が手掛け、テラスにはフラワーアーティスト東信(Azuma Makoto)によるインスタレーションが咲き誇る。さらに、ヨハン・クレテン、ロー・エスリッジなど名だたる現代アーティストの作品が、訪れる人々の五感を刺激する。
「ティファニーの歴史・文化・創造性の新たな拠点となる『Blue Box Café by Natsuko Shoji』は、日本屈指の美食文化が花開く東京 銀座という地で、ニューヨークと日本の食文化を融合させ、素材の魅力を最大限に引き出した驚きをもたらすメニューをご提供します」と庄司は語る。
シェフ庄司夏子が描く「エレガンス×革新」の世界
カフェのコンセプトは、ティファニーの伝統と庄司の感性が出会う“ダイニングという名のアート体験”。エレガンスと創造性を大切にしたメニューは、旬の国産食材をふんだんに使用し、見た目の美しさと味わいの奥行き、どちらも妥協しない仕上がりだ。
映画『ティファニーで朝食を』の名シーンを彷彿とさせるブレックファーストでは、日本の出汁文化を取り入れた繊細なスープや、山梨のブランド魚“富士の介”の柑橘仕立て、庄司シェフ特製のブリオッシュ、香るバニラヨーグルトと自家製メイプルグラノーラなど、贅沢な朝のひとときを演出。

ティファニーの美学と庄司の卓越した技が融合した、華やかで創造性に富んだアフタヌーンティーには、シグネチャーであるフルーツタルトが登場。8月は、瑞々しい桃のタルトに、爽やかなイチゴのソルベを添えて提供される。
また2段目のデザートには、ティファニーブルーを想起させるマカロン、バニラが香るチーズケーキ、フィナンシェ、プラリネのチョコレートガナッシュといった洗練されたスイーツが並ぶ。
3段目のセイボリーは、ジュエリーの精緻なディテールに着想を得た胡瓜のサンドイッチ、マッシュルームとクラブのサンドをはじめ、カプレーゼ、桜鱒とアボカドの塩タルト、モルタデッラと卵のオープンサンド、ほおずきのピクルス、2種のスコーンなど、多彩な味わいが調和を奏でる。

さらにアラカルトメニューでは、前菜からメイン、デザートまで幅広いラインナップが揃う。
「イーストサイド風タルタル」は、厳選された日本産和牛とフルーツトマトのサルサソースの組み合わせ。メインには、クラシックなニューヨークスタイルのバーガーや季節の鮮魚料理が並ぶ。デザートには、ニューヨーク五番街のティファニー本店「ザ ランドマーク」のアドレスから着想を得た「チーズケーキ 727」など、庄司シェフらしい華やかさと繊細さが光るメニューとなっている。ドリンクには、ニューヨークのカクテル文化に日本のスピリッツや風味を融合したユニークなセレクションが楽しめる。
予約方法と詳細
「Blue Box Café by Natsuko Shoji」は、ティファニー 銀座4階にて営業。予約は毎月1日から、2か月先の予約枠が開放されるシステムとなっており、ティファニー公式サイトからのみ受付可能となっている。
日本の美とニューヨークのラグジュアリーが融合するこの空間は、ティファニーファンはもちろん、美食とデザインを愛するすべての人にとって、新たな目的地となることだろう。

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