ジェントルモンスター(Gentle Monster)、日本国内2店舗目となる旗艦店を銀座にオープン

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韓国発のファッションアイウェアブランド「ジェントルモンスター(Gentle Monster)」が、東京・銀座に日本国内2店舗目となるフラッグシップストアをオープンした。昨年、青山に日本初の旗艦店を開業した同ブランドは、開業時から長蛇の列を生み出し、瞬く間に“必訪のスポット”として注目を集めてきた。今回の銀座店は、その成功をさらに拡張し、ブランドの存在感を一層強める拠点となる。

内面を映し出す「体験型」ストアデザイン

銀座フラッグシップストアは、人間の内面世界をテーマにした空間演出が特徴だ。店内に入るとまず目に飛び込むのは、赤い床に立つ巨大な「巨人」のオブジェと、金属で造形された「カマキリ」のオブジェ。相反する存在を組み合わせることで、従来の秩序を崩し、新しい視点を提示する仕掛けとなっている。

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さらに、自然光と交わり、朝日のようなまばゆさを放つ「星」のオブジェも目に飛び込む。これは人間の内なる輝きや個性を象徴するものであり、ブランドが掲げる「感覚の再定義」を体現している。

また、2階には、非現実的なフォルムに変形された2体の「ジャイアント・ヘッド キネティックオブジェ」が設置されている。苦悩を湛えた表情、ゆっくりとまばたきするまぶた、そして互いを意識するかのように動く瞳。その一つひとつの動きには、人間の思考や感情、他者との関係性といったテーマが込められており、来訪者に強烈な没入体験をもたらす。

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カスタマーサービスにおいては、顧客ごとの視力に合わせたレンズ交換や検眼を行う「RXサービス」を新たに導入。青山フラッグシップストアとの差別化を図りつつ、ブランドが重視する「体験価値」を深化させている。

現在、ジェントルモンスターは青山と銀座のフラッグシップストアや公式オンラインストアでの販売に加え、大阪の阪急うめだ本店でも展開中。アートとテクノロジーを融合させた空間演出と先進的なサービスを組み合わせることで、同ブランドは日本市場での存在感をさらに強めていくことが予想される。

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