スワロフスキー(Swarovski)、大阪の心斎橋に関西旗艦店をオープン

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9月1日(現地時間)、オーストリア発のジュエリーブランド「スワロフスキー(Swarovski)」が大阪の心斎橋に関西エリア初となる旗艦店をオープンした。創業130周年という節目に合わせて誕生したこの新店舗は、アジアにおけるブランドプレゼンスをさらに高める重要な拠点となる。

3フロアで体感する「光の世界」

総面積122平方メートルに広がる3フロア構成の店内は、グローバル・クリエイティブディレクター ジョバンナ・エンゲルバート(Giovanna Engelbert)によるデザイン監修のもと、未来的な美学と光のエネルギーを融合。ブランドの象徴であるスワンのエンブレムやシグネチャーカラーを取り入れ、各階が異なる世界観を演出する。

1階には、ブルーに包まれた空間が広がり、ジュエリーやウォッチ、アクセサリーが並ぶ。インタラクティブな体験型ディスプレイも設置され、スワロフスキー・クリエイテッド・ダイヤモンズ(Swarovski Created Diamonds)や最新コレクションを映し出すスクリーンが来店者を迎える。

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2階はイエローを基調としたフロアになっており、ホームデコールやギフト商品が中心。ドイツの名窯、ローゼンタール(Rosenthal)とのコラボレーションによるテーブルウェアや限定アイテムが並び、ライフスタイル提案を強化する。

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また、ピンクに彩られた最上階は、ヘリテージと革新を象徴する空間。最新の ウィーン・コレクション(The Vienna Collection) を中心に、アイコニックな ミレニア(Millenia) や マトリックス(Matrix) シリーズ、さらに スワロフスキー・クリエイターズ・ラボ(Swarovski Creators Lab) によるコラボ作品も展開されている。

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スワロフスキー ジャパン代表取締役社長の鈴木正規は「スワロフスキー 大阪は、私たちのリテール戦略の進化を象徴するストアです。ブランドの世界観を余すことなく体験できる贅沢な空間は、銀座フラッグシップに続き、日本市場での拡大を示す新たなステップとなります」とコメント。

この大阪旗艦店は、ニューヨークのフィフスアベニューミラノのドゥオーモ、ソウルの島山公園などに続くグローバル戦略の一環であり、ブランドが世界各都市で展開するラグジュアリーストアの最新モデルとなっている。

A BATHING APEとの限定コラボ

このオープニングを記念して、ストリートファッションの象徴「ア ベイシング エイプ(A BATHING APE®)」とのコラボレーション商品が先行発売される。BAPEのアイコニックなデザインにスワロフスキーのクリスタルを融合させ、ストリートとラグジュアリーを交差させた特別な限定コレクションだ。販売は店舗限定で、オンライン展開は行われない。

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さらに、オープンから9月14日までの期間中、30,000円(税込)以上の購入者には限定ミニトートバッグとスワンピンがプレゼントされる特典も用意されている。

大阪の心斎橋の中心に誕生したこの新旗艦店は、単なる小売店舗を超えた「没入型体験」として、スワロフスキーが描く次世代リテール戦略を象徴する存在となりそうだ。

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