ヴィヴィアン ウエストウッド(Vivienne Westwood)、東京の青山に新旗艦店をオープン― 日本初のカフェも併設

Vivienne Westwood

イギリス発のファッションブランド「ヴィヴィアン ウエストウッド(Vivienne Westwood)」は、2025年9月20日(現地時間)、東京の南青山に新たな旗艦店をオープンする。この店舗では日本国内で初めてウィメンズ・メンズ両コレクションをフルラインナップで展開するほか、ブランド初となる「ヴィヴィアン・ウエストウッド カフェ(Vivienne Westwood CAFÉ)」を併設する注目の拠点となる。

ブランドの世界観と日本建築の融合

新店舗は南青山の中心に位置し、2フロア構成の広々とした空間で展開される。店舗にはレディ・トゥ・ウエアやバッグ、シューズをはじめ、ジュエリー、サングラス、レザーグッズなど厳選されたラインナップが並ぶ。

ブランドの新コンセプトを体現した内装には、コンクリートと木材のフローリングやインダストリアルな什器に加え、アーカイブウォールディスプレイが設置される。さらに、日本の建築要素や職人技も随所に取り入れられており、赤い漆塗りの格子パネルが光を取り込みながら空間にリズムと透明感を与える。伝統的な左官技法による曲線の壁には、青山店限定のオーブモチーフが重なり合うアートワークも施される。

日本初の「Vivienne Westwood CAFÉ」

日本第一号店となるカフェのインテリアは、1971年にロンドンで創設された本店「ワールズ・エンド」から着想を得ており、逆回転する13時間表示の時計や独自の什器、壁色が空間を彩る。

メニューには、オリジナルブレンドコーヒーや特製スコーン、「リーズ・オブ・ケイスネス」のショートブレッドなど英国伝統の味を提供。加えて、オリジナルマグカップやタンブラー、キーホルダーなどの限定アイテムも販売される予定である。

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ヴィヴィアン・ウエストウッドは、世界でも数少ない独立系グローバルファッションブランドとして知られ、挑発的かつ文化的なメッセージを宿したデザインで50年以上にわたり支持されてきた。創設者の故 ヴィヴィアン・ウエストウッド(Vivienne Westwood)は、ファッションデザイナーであると同時にアクティビストとしても高く評価され、世界で最も影響力を持つひとりであった。

ブランドCEOのカルロ・ダマリオ(Carlo D’Amario)は、新旗艦店のオープンに際し次のようにコメントしている。

「新しいヴィヴィアン ウエストウッド青山フラッグシップは、私たちのコレクションを際立たせる特別な空間であり、ハウスコードと日本の伝統建築を融合させています。またこの場所には日本初のカフェもオープンします。人々が集い、アイデアや会話を共有する“デスティネーション”となることを願っています。」

またブランドは、このオープンを記念し、アーカイブから復刻した特別なタータンチェックを採用したスペシャルエディションを発売する。バッグ「YASMINE」「GRANNY」や財布などのアクセサリーをはじめ、ユニセックス仕様の「LELIOジャケット」や「GEORGEトラウザー」、ウィメンズサイズのサマーキルトを展開。さらに、エナメルボタンリングやピアスといった2025年秋冬の新作アクセサリーも先行発売される。

なお、これに伴い、現ヴィヴィアン ウエストウッド 青山店は9月10日をもって営業を終了し、新旗艦店に統合される予定だ。

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店舗情報

ヴィヴィアン ウエストウッド 青山店(ヴィヴィアン ウエストウッド カフェ併設)
東京都港区南青山3-17-1
店舗営業時間:11:00~20:00
カフェ営業時間:11:00~19:00

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