ケリングアイウエア（Kering Eyewear）、ヴァレンティノとグローバルパートナーシップを締結 ─ 2026年春夏より新コレクション登場

2 Kering Eyewear Valentino 16 9 scaled — Courtesy of Kering Eyewear

9月15日（現地時間）、ケリングアイウエア（Kering Eyewear）とヴァレンティノ（Valentino）は、サングラスおよびオプティカルコレクションに関する独占的グローバルパートナーシップ契約を締結したと発表した。契約は2026年1月1日より発効。ラグジュアリーアイウエア分野における両社の長期的な協業が本格的に始動する。

ケリングアイウエア創業者兼CEOのロベルト・ヴェドヴォット（Roberto Vedovotto）は「ヴァレンティノをポートフォリオに迎えられることを誇りに思います。私たちのラグジュアリーアイウエアにおける専門性と、ヴァレンティノの象徴的な美学とクラフツマンシップを融合させ、ブランドのビジョンに沿ったコレクションを展開していきます」と声明で述べている。

さらに、ヴァレンティノ S.p.A.のCEO リカルド・ベリーニ（Riccardo Bellini）も「ケリングアイウエアとの戦略的パートナーシップを発表でき、大きな喜びを感じています。ヴァレンティノの創造性とスタイルを、ケリングアイウエアの卓越した製造・流通ノウハウと組み合わせることで、アイウエアの体験価値をさらに高めてまいります」とコメントした。

今回の契約のもとで展開される初のコレクションは、2026年春夏シーズンの「ヴァレンティノアイウエア」。2025年10月5日にパリで開催されるヴァレンティノのショーで初披露され、2026年3月からヴァレンティノ直営店や公式オンラインストア、百貨店、専門店などを通じて世界的に販売される予定だ。

この提携は、ケリングアイウエアにとって革新的なビジネスモデルとラグジュアリー市場での存在感をさらに強固にするだけでなく、ヴァレンティノにとってもアイウエアカテゴリーにおけるブランドポジションを一段と高める重要な一歩となる。ケリングはすでにグッチやサンローラン、バレンシアガといった名だたるブランドを擁し、強力なアイウエア事業を展開しているが、ヴァレンティノが加わることで今後のラインアップは一層充実する。