ナイキとスキムスが新ブランド「NikeSkims」を9月26日にローンチ

ナイキ（Nike）とスキムス（Skims）が共同で立ち上げた新ブランド「ナイキスキムス（NikeSkims）」が、9月26日（現地時間）にデビューコレクションを発表する。第一弾は、7つのコレクション、58のシルエットからなるラインナップとなっており、1万通り以上のスタイリングを可能にする、まさに、スポーツとライフスタイルを横断する“システム・オブ・ドレス”として設計されているようだ。

両社は2025年2月に同パートナーシップについて発表。この協業には、ナイキのパフォーマンス技術と、スキムスが築き上げてきたインクルーシブなアプローチを融合し、新たな市場を切り拓く狙いがある。ナイキが外部企業と新ブランドを共同開発するのは初めての試みであり、女性市場における存在感を再強化する戦略の一環でもある。

デビューコレクションには、基幹ラインとして「Matte」「Shine」「Airy」の3シリーズが登場する。

Matte：21スタイル。NikeのDri-FIT技術と中程度のコンプレッションを融合。スポーツブラやショーツ、フルレングスレギンスなどを展開。
Shine：11スタイル。クイックドライ機能を備え、光沢感と伸縮性を持つデザイン。高強度トレーニング向け。
Airy：7スタイル。超軽量メッシュ素材を使用し、低強度アクティビティやレイヤリングに最適。

さらにシーズナルコレクションとして「Vintage Seamless」「Matte Tricot」「Weightless Layers」「Shiny Nylon」が加わり、ヴィンテージ調のシームレスニットやセミシアー素材のレイヤー、トラック調デザインなどを含む。価格帯は38ドル〜148ドルで、サイズはXXS〜4X、ブラは32B〜44DDDDまで幅広く対応する。

キャンペーン「Bodies at Work」

ブランドローンチに合わせ、映画監督ヤニクザ・ブラヴォ（Janicza Bravo）が手掛けたキャンペーン映像「Bodies at Work」と、ルイス・アルベルト・ロドリゲス（Luis Alberto Rodriguez）、ロブ・ウッドコックス（Rob Woodcox）によるビジュアルが公開された。

出演者には、ジョーダン・チャイルズ（Jordan Chiles）、クロエ・キム（Chloe Kim）、ネリー・コルダ（Nelly Korda）、シャカリ・リチャードソン（Sha’Carri Richardson）、セリーナ・ウィリアムズ（Serena Williams）らナイキ契約アスリートに加え、USCやUCLAの学生アスリート50名以上、そしてスキムス共同創業者で最高クリエイティブ責任者のキム・カーダシアン（Kim Kardashian）が参加している。