米国ファッションデザイナー協議会(Council of Fashion Designers of America、以下CFDA)は、ヴォーグ(Vogue)と共同で主催するデザイナーショールーム「アメリカンズ・イン・パリス(Americans in Paris)」を、10月4日から5日の2日間、パリ ファッションウィーク期間中に開催することを発表した。メインスポンサーはインスタグラム(Instagram)が務めるほか、スキンケアブランドのダヌセラ(Danucera)と、米国産のアメリカ綿の使用を促進を呼びかける非営利業界団体のスピーマ(Supima)が協賛に名を連ねる。
「アメリカンズ・イン・パリス」は、デザイナーに国際的な露出や販売機会、マーケティングやメディアとの連携を提供し、ブランドの成長を支援する取り組みとして知られてきた。今回で19回目を迎える同イベントには、CFDA/Vogue Fashion Fund(CVFF)の現役および過去のファイナリスト10組が参加し、コレクションを披露する予定だ。
参加デザイナーは、以下の通り。
- Bach Mai(2025年ファイナリスト)
- Bernard James(2025年ファイナリスト)
- Ashley Moubayed, Don’t Let Disco(2025年ファイナリスト)
- Gabe Gordon & Timothy Gibbons, Gabe Gordon(2025年ファイナリスト)
- Jane Wade(2024年ファイナリスト)
- Kate Barton(2024年ファイナリスト)
- Meruert Tolegen(2025年ファイナリスト)
- Taylor Thompson, 5000(2024年ファイナリスト)
- Dynasty & Soull Ogun, L’Echanteur(2024年ウィナー)
- Lauren Harwell Godfrey(2022年ファイナリスト)
CFDAのCEO兼プレジデントであるスティーブン・コルブ(Steven Kolb)は「今回は初めて、現役と過去のCVFFファイナリストを同時に紹介できることを嬉しく思います。インスタグラムの協力により、若手アメリカ人デザイナーが早い段階でグローバルな舞台に立ち、新しい観客層へとリーチする土台を築けるのです」と声明でコメント。
また、ヴォーグのグローバル・ネットワークリード兼米国ファッション特集ディレクター、マーク・ホルゲイト(Mark Holgate)も次のように強調する。
「世界の舞台で彼らの才能が輝くことは誇らしいことです。今年のCVFFファイナリストが加わることで、その意義はさらに大きくなりました。ファッションが大きな変革期を迎える中で、彼らはその変化を担う存在です。」
さらに、インスタグラムのファッションパートナーシップ担当VPであるエヴァ・チェン(Eva Chen)は、「アメリカの新しい才能がグローバルに声を広げ、ビジネスを拡大する手助けとなるこの取り組みを支援できることを誇りに思います」と述べた。
「アメリカンズ・イン・パリス」は、10月4日(金)から5日(土)まで、パリ1区のヴィクトワール広場(6, Place Des Victoires, 75001 Paris)にて開催される。公開時間は両日とも午前10時から午後6時まで。初日には招待制のカクテルパーティーで幕を開ける予定だ。
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