ギャップ(Gap)、NY発の『サンディ リアン』とのコラボレーションコレクションを発表

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10月8日(現地時間)、アメリカを代表するカジュアルブランド「ギャップ(Gap)」は、ニューヨークを拠点とするデザイナー「サンディ リアン(Sandy Liang)」とのコラボレーションコレクションを発表した。ウィメンズおよびベビーアパレルで構成されるこの特別なコレクションは、2025年10月11日(土)よりGap公式オンラインストア限定で発売される。

このコレクションは「誰もが共感するノスタルジック」をテーマに、時代を超えて愛されるギャップのヘリテージと、サンディ・リアン特有のガーリースタイルや遊び心を融合させたものだ。ギャップの定番アイテムに新たな解釈を与え、親しみやすくも洗練されたムードを纏わせることで、クラシックとモダンのバランスを再定義している。

ギャップ ブランドのプレジデント兼CEOであるマーク・ブライトバード(Mark Breitbard)は、「それぞれのコラボレーションには独自のスタイルとストーリーがあります。サンディ・リアンは、自身のコミュニティやデザインを通じて、ギャップのヘリテージを新しい形へと再構築してくれました。このパートナーシップこそが、ギャップがカルチャーの最前線に立ち続ける理由です」とコメントしている。

コレクションのインスピレーションの源には、サンディ自身の”幼少期にギャップを着て過ごした記憶”がある。そんな彼女の子供時代の思い出を映し出すように、ビジュアルアーティストのアニー・チョイ(Annie Choi)によるショートアニメーション『Sandy’s Dream Closet(サンディの夢のクローゼット)』も制作されている。舞台は、彼女の父親が経営する広東料理レストラン「コンジー・ビレッジ」のあるニューヨーク・ローワーイーストサイド。そこでは、若き日のサンディが未来のファッションを夢見る姿が描かれ、『ギャップ(Gap) ×サンディ リアン(Sandy Liang)』の世界観を詩的に映し出されているのだ。

デザイナーのサンディ リアン(Sandy Liang)は、「ギャップは子供の頃のファッションの象徴だった」と振り返る。「そんな大切なブランドと共にコレクションを作ることは、とても特別な経験です。『Sandy’s Dream Closet』は、ギャップを身にまとっていた子供時代の感情や、いつか大人になった自分はどんな人になるのだろうという夢を形にしたものです。時代を超えて愛されるGapのスタイルに敬意を払いながら、あらゆる形のガーリースタイルを讃えたいと思いました」と語った。

コレクションのラインナップには、リボンやフリルといったフェミニンなディテールをあしらいながらも、ギャップらしいユーティリティと機能性を融合させたアイテムが揃う。デニムカテゴリーでは、プリーツデニムミニスカート(11,900円)、ヴィーガンファーをあしらったクロップドデニムジャケット(16,900円)、90年代を思わせるローライズルーズカーペンターデニム(14,900円)など、リアンらしい“懐かしさの中にある新しさ”を体現したアイテムが登場。また、ギャップの象徴であるフリースも再解釈され、エクストラヘビーウェイトロゴパーカー(16,990円)やリボンオーバーサイズパーカー(12,900円)など、カジュアルながらも主張あるデザインも発売される。さらに、リバーシブル仕様のヴィーガンレザーボアジャケット(29,900円)、バックリボントレンチコート(26,900円)など、サンディの世界観を強く感じさせるアウターウェアも展開される。

さらに、ウィメンズだけでなくベビーやトドラー向けのアイテムも登場する今回のコラボレーションでは、サンディの息子であるライナーもキャンペーンに出演した。世代を超えて受け継がれるギャップの普遍的な価値を、親子の絆と共に象徴的に表現している点も見逃せない。

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