メゾン ヴァレンティノ(Maison Valentino)の新グローバルブランドアンバサダーにダコタ・ジョンソンが就任

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10月20日(現地時間)、メゾン ヴァレンティノ(Maison Valentino) は、俳優のダコタ・ジョンソン(Dakota Johnson) を新たなグローバルブランドアンバサダーに任命したことを発表した。芸術的な才能とエレガンス、そして文化的共鳴を象徴する彼女の存在は、ヴァレンティノが追求する“感情の美”という理念と深く響き合う。

ファッションとカルチャーの交差点に立つ存在

今回の発表は、ファッションを単なる美の表現ではなく、文化的ストーリーテリングと創造的表現が交差する舞台へと昇華させるヴァレンティノの理念を示すものである。ジョンソンは俳優としての経験を通じて培った繊細な感性を持ち、また、ファッションを自身の内面を語る手段として深く理解している。スクリーンの内外で見せる彼女のスタイルは、作り込まれたものではなく、等身大のエレガンスとして自然に輝きを放つ存在だ。

ジョンソンは今回の就任について、「ヴァレンティノファミリーの一員になれること、そして大切な友人であるアレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)と再会できたことを大変うれしく思っています」と述べ、「この新たなチャプターを、才能あふれるすばらしいチームとともに綴れることをとても光栄に思い、心から楽しみにしています」と語っている。

俳優・プロデューサー・監督として確固たる地位を築く彼女は、世界的な成功を収めた『フィフティ・シェイズ』シリーズで注目を集めて以来、『ロスト・ドーター』『サスペリア』『ザ・ピーナッツバター・ファルコン』『ブラック・スキャンダル』『胸騒ぎのシチリア』など、作品ごとに異なる表情で観る者を魅了してきた。

2019年には自身の制作会社「ティータイム ピクチャーズ(TeaTime Pictures)」 を設立。以降、『Splitsville』『ドライブ・イン・マンハッタン』『チャチャ・リアル・スムース』『Am I Ok?』などの作品でプロデュース兼主演を務めている。近年では、セリーヌ・ソン監督の『マテリアリスト』での演技が高く評価され、次回作としてコリーン・フーヴァー原作『ヴェリティ/真実』の主演も決定している。

ヴァレンティノは、ジョンソンを迎えることでブランドの世界観にさらなる奥行きをもたらすことを目指している。今後はイベントやキャンペーンを通じて、彼女の独自の感性とスタイルを称える多面的なコラボレーションが展開される予定だ。

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