ジバンシィ(Givenchy)は、サラ・バートン(Sarah Burton)のクリエイティブディレクションによる2026年スプリングキャンペーン「THE PORTRAIT SERIES II」を発表した。同キャンペーンでは、ブランドが今シーズン掲げるテーマ「友人とミューズ(FRIENDS AND MUSES)」を軸に、創造性の源泉としての人間関係へ光を当てる。
キャンペーンの主役を務めるのは、アメリカ人俳優のルーニー・マーラ(Rooney Mara)、そしてパンクのアイコンとして知られ、アーティストとしても活躍するポール・シムノン(Paul Simonon)の二人だ。写真家コリエ・ショア(Collier Schorr)によって撮り下ろされたポートレートは、二人の静かな存在感と強さ、そして互いを高め合う創造的シナジーを捉えたものとなっている。


サラ・バートンは今回のキャンペーンについて、次のように語っている。
「私にとって友人はしばしばミューズであり、ミューズはやがて友人となることが多いのです。THE PORTRAIT SERIES 第2弾では、ルーニー・マーラとポール・シムノンという二人を通して、その創造的な関係を讃えています。」
バートンが語る“友人”と“ミューズ”の関係性は、ジバンシィが今シーズン提示する新たなストーリーテリングの軸となっている。ブランドのエレガンスとアートシーンの精神性が交差するキャンペーンは、シンプルなポートレートでありながらも、被写体の内側に宿る物語を強く印象づける。
なお、今回のビジュアルは、スタイリングをカミラ・ニッカーソン(Camilla Nickerson)、キャスティングをジェス・ハレット(Jess Hallett)、ヘアをオリヴィエ・シャワルダー(Olivier Schawalder)、メイクをルチア・ピエローニ(Lucia Pieroni)が担当。キャンペーンクリエイティブディレクターはフェルディナンド・ヴェデリ(Ferdinando Verderi)が務めている。
2026年春夏に向けて、バートンが紡ぐジバンシィの世界観がさらに深みを増していく予感を抱かせる内容となっている。
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