メシカ(Messika)、ケイト・モスを起用した2025年ホリデーキャンペーンを発表

Messika

世界のセレブリティから支持を集め、近年はパリ・ファッションウィーク期間中にハイジュエリーショーを開催するなど、ジュエリーの新たな表現に挑戦し続けてきたメシカ(Messika)。2005年にヴァレリー・メシカ(Valerie Messika)が創業して以来、卓越したダイヤモンド技術とモダンなデザインで急速に存在感を確立し、現在は日本でも7店舗を展開している。

そんなメシカが、ブランド創立20周年を締めくくる2025年ホリデーキャンペーンを発表した。今回のビジュアルは、ブランドを象徴する“メシカ パープル”に染められたパリのアーティストのアパルトマンを舞台に、1970年代の自由なエレガンスと現代的なムードを重ね合わせたシネマティックな世界観で構成されている。

ケイト・モスが再びメシカのミューズとして登場

このキャンペーンの主役を務めるのは、ブランドと長年深く関わってきたケイト・モス(Kate Moss)。2020年・2021年のキャンペーンに続き、自身の名を冠したハイジュエリーコレクションを手掛けた実績を持つ彼女は、メシカにとって“ミューズ以上の存在”である。

ケイトが纏うのは、《ムーヴ リンク》のネックレスとブレスレット。《D-ヴァイブス》のイヤリングやポンポンモチーフのネックレスは、クリスマスツリーの煌めきを想起させ、彫刻的なゴールドが印象的な《ムーヴ ノア》は、雪の粒のようにセットされたダイヤモンドが夜のリズムと呼応するかのように輝く。

創業者ヴァレリー・メシカ(Valerie Messika)は、ケイトについて次のように語る。

「ケイトは、最初のキャンペーンからハイジュエリーのコラボレーションまで、私にとって常にインスピレーションを与えてくれる存在です。直感的なエレガンスと、恐れを知らぬ自由なスピリット。私が女性に対して抱く憧れのすべてを体現していると思います。タイムレスで、しなやかに輝き、自由であること–それがケイト。メゾン20周年という節目に彼女と再び交差できたことは、私にとって大きな意味があります。」

Kate Moss by Oliver Hadlee Pearch

ジョージア・パーマー、ジョーダン・バレットが共演

また、ケイトに加え、モデル兼DJとして活躍するジョージア・パーマー(Georgia Palmer)と、モデルのジョーダン・バレット(Jordan Barrett)が出演。3人はいずれも14歳でキャリアをスタートさせた同世代であり、今回のキャンペーンは“友情と連帯”というテーマで結ばれている。

ジョージアはモダンなエレガンスと静かな強さを体現し、《インペリアル ムーヴ》を纏って透明感のある輝きを放つ。一方、ジョーダンはシーン全体にエネルギーと温もりをもたらし、3人の物語に立体感を与えている。

キャンペーンはエズラ・ペトロニオ(Ezra Petronio)がアートディレクションを担当し、写真家オリヴァー・ハドリー・パーチ(Oliver Hadlee Pearch)が撮影。3人の存在が交差する瞬間、祝祭の夜は動き始め、物語を紡いでいく。

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“パープルのバルーン”が象徴する20周年

ビジュアル全体を象徴するのは、メゾン20周年を祝福するパープルのバルーンだ。軽やかさと遊び心を宿したこのモチーフは、スティルライフではレジン製オブジェとして登場し、ジュエリーと光の反射が織りなす幻想的な世界を創り上げる。

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さらに、Space Dawg Studioによる2Dアニメーションでは、バルーンがジュエリーへと変化していくファンタジックな世界観を描写。ブランドの象徴である“ムーヴ”モチーフを光のリボンのようにあしらったパープルの“ジュエルケーキ”も登場し、20年間の創造性と喜びを祝福する。

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「このキャンペーンは、20年の道のりを振り返る感謝の瞬間です。メシカを導いてきた光とエネルギー、そして感情を祝福しています」とヴァレリーは語っている。

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