ロロピアーナ（Loro Piana）、2025-26年秋冬「スキーコレクション」で“ラグジュアリー×機能美”を更新

イタリアのラグジュアリーメゾン「ロロピアーナ（Loro Piana）」が、2025-26年秋冬シーズンに向けて新たなスキー・カプセルコレクションを発表した。100年以上にわたり培われてきた素材開発とクラフツマンシップを核に、洗練されたエレガンスと最先端テクノロジーが融合した同コレクションは、ラグジュアリーなアウトドアライフスタイルを象徴する存在となっている。

自然と呼応する、“ロロピアーナ流”アクティブウェア

ロロピアーナにとって、アウトドアで過ごす時間は単なる余暇ではなく、ライフスタイルそのものを形づくる本質的な行為である。なかでもスキーは、自然とのつながりが深まり、自由と冒険を最も体感できるアクティビティだ。今季は、厳しい自然環境に確かな順応性を示しつつ、同ブランドが誇る上質な着心地を保つワードローブが揃う。

テクニカルファブリックと天然繊維を高度に組み合わせ、風雪に耐えうる耐候性を実現。中でもレイヤードに最適なユニセックス仕様のディフェンダー・ジャケットとトラベラー・ジャケットは、コレクションの中心的アイテムとして展開されている。

革新素材が牽引する、次世代スキーウェア

両ジャケットをはじめ、ボンバージャケットやロンパースにはクリマシステム®を採用。極薄のグラフェン膜が保温性と耐候性を飛躍的に高め、軽量でありながら高いパフォーマンスを発揮する。

さらに、今季はスキージャケットとパンツに「テクノ・ビストレッチ・3Lストーム」を導入。コーヒーの廃棄物を原料とする糸を用いたサステナブル素材で、内側に含まれるカフェインが血行促進と体温調節をサポートするという革新的なアプローチが際立つ。

ゲレンデの内外で着用できるピュアカシミヤのタートルネックとハーフネックには、ノルウェーの伝統モチーフが施され、軽やかで暖かい着心地が、ロロピアーナらしい“クワイエット・ラグジュアリー”を体現している。

コレクションは、鮮やかなカラーと深みのあるダークブルーネイビーを軸に構成されている。ラスティックレッドやメープルをアクセントカラーに取り入れ、雪景色の中で鮮やかに映える色彩となっている。

メンズラインでは、リーフィーベールやボリアルグリーンを基調に、北欧のオーロラを彷彿させるヴィリジアングリーンを差し色として使用。技術性の高いウェアでありながら、色彩の妙によってロロピアーナならではの詩的なムードが漂う。

スキーギアからフットウェアまで、ワンストップのラグジュアリー

グローブやビーニーなどのアクセサリーをはじめ、スキー板、マスク、ポールなどのギア類もラインナップ。また、スイスのロア（ROA）との協業は継続し、アンドレアス・ハイキングブーツが引き続き登場する。スエードにシアリングを施したブーツは、高性能ラバーコンパウンドソールによって、安定性と快適性を高度に両立させている。

今回のスキーコレクションは、ロロピアーナのDNAである素材への飽くなき探求心と職人技をゲレンデへと持ち込み、スキーという体験そのものをラグジュアリーへと押し上げる提案である。

同コレクションは、11月27日よりロロピアーナの一部ブティックおよび公式オンラインストアにて発売されている。