12月4日(現地時間)、モンクレール グルノーブル(Moncler Grenoble)は、アルプスで撮影された2025年秋冬キャンペーンを公開した。パフォーマンスとスタイルを融合させた今季のコレクションは、雄大な自然と都会的な洗練のあいだを軽やかに行き来しながら、ブランドが描く“新たなマウンテンライフ”を鮮やかに表現する。
デニム、スエード、フランネル、ギャバジンといったシティファブリックは、リサーチと高度な技術によりマウンテン仕様へと進化。デニムスキースーツやシアリングトリム付きウールギャバジンコートなど、自然体でありながら洗練を宿す現代的マウンテンスタイルとして再構築されている。これらのルックは、3月にクールシュヴェル飛行場で披露されたライブ体験にもつながり、ブランドの山のルーツと磨き上げられたデザイン哲学を鮮明に物語った。
今季の注目は、日本のデニム産地・児島で開発されたテクニカルデニム。防風・防水・透湿性を備えながら、インディゴの美しい発色と自然なドレープを保つ二面性が魅力だ。
ゲレンデ対応に再設計されたデニムジャケットやパンツには、AquaGuardジッパー、RECCOリフレクター、フルシームテープ加工など、プロ仕様のディテールが惜しみなく施され、PrimaLoft Gold Activeによる軽さと保温性も魅力を高めている。


ブランドの象徴であるパファージャケットは、さらにエレガントに進化。コーデュロイやベルベット、ウールを組み合わせたリッチな素材使いに加え、GORE-TEXキャンバスや4ウェイストレッチナイロンをパッチワーク状に配したアウターは、グラフィカルな存在感と共に高い耐候性をも両立させる。都会と山岳の境界を軽やかに超えるデザインは、今季のムードを象徴する一着だ。
さらに、アプレスキーの提案もよりモダンにアップデートされた。チョークホワイトのスエードとシアリングを組み合わせたアウター、ムリネウールとロングヘアシアリングの奥行きあるレイヤードなど、クラフトの温もりと洗練が響き合うニットウェアが豊かに揃う。アラン編みやフェアアイルなど、手仕事の表情を感じさせるテキスタイルもコレクションに温度と深みをもたらしている。


キャンペーンにはクロエ・キム(Chloe Kim)、ルーカス・ブラーテン(Lucas Pinheiro Braathen)、ヴァンサン・カッセル(Vincent Cassel)、アンバー・ヴァレッタ(Amber Valletta)といった豪華キャストが集結。フォトグラファーのマリオ・ソレンティ(Mario Sorrenti)が手がけたビジュアルでは、異なるバックグラウンドを持つ4名がアルプスの壮大な景色を背景に、それぞれの個性と存在感を鮮やかに映し出す。
ブラーテンはブラジル史上初のアルペンスキー・メダリストとしての実績を、キムは最年少五輪金メダリストとしての圧倒的な存在感を、カッセルは俳優ならではの深みを、そしてヴァレッタは揺るぎないエレガンスを体現している。特にヴァレッタは、3月のクールシュヴェル飛行場でのランウェイショーにも出演。雪が降りしきる中でも変わらぬ気品を放ち、モンクレール グルノーブルのデザイン哲学を象徴する瞬間を生み出した。
さらに、スノーボード界のレジェンド、ショーン・ホワイト(Shaun White)による「WHITESPACE × Moncler Grenoble」の限定スノーボードも登場。ブルー&レッド、ブラック&ホワイトの2色で各100本、合計200本のシリアルナンバー入り。全地形対応のシェイプが、機能性とスタイルの融合を象徴するアイテムとなっている。
モンクレール グルノーブル 2025年秋冬コレクションは、一部のモンクレールブティック、セレクトショップ、公式オンラインサイトにて発売中。



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