12月8日(現地時間)、アメリカの大手アパレルブランド「ギャップ(Gap)」が、カルト的な人気を誇るビューティブランド「サマー フライデーズ(Summer Fridays)」と協業し、ホリデーシーズンに向けた限定コレクションを発売する。ローンチ日は12月12日(現地時間)で、サマー フライデーズにとって初のアパレル展開となる。
今回の20アイテムから成るコレクションは、ギャップのクラシックで快適なエッセンスに、サマー フライデーズのミニマルな南カリフォルニア美学を重ね合わせたもの。柔らかなニット、フリースセット、ペアパジャマ、ギフトに最適なアクセサリーなど、“心地よさ”を軸にしたプロダクトが揃う。カラーパレットは、ブランドを象徴するピンクシュガー、チェリー、バニラ、そしてジェットラグマスク・ブルーといった軽やかなトーンが、ルームウェアを中心に落とし込まれている。


ギャップのプレジデント兼CEOであるマーク・ブライトバード(Mark Breitbard)は、今回の取り組みについて次のように述べる。
「GapとSummer Fridaysは、気分を心地よくし、喜びをもたらしてくれる製品は、いつの時代でも色あせないという同じ考えを共有しています。今回のコラボレーションは、毎日の必需品をフレッシュでモダン、そして誠実なかたちで表現したものです。」
サマー フライデーズ共同創業者のマリアンナ・ヒューイット(Marianna Hewitt)は、コラボレーションの背景についてこう語る。
「GapとSummer Fridaysには自然なシナジーがあります。どちらも、毎日の暮らしに寄り添うシンプルでタイムレスなエッセンシャルをつくることを大切にしているからです。今回のアイテムは、ずっと着ていたくなる柔らかいスウェットから、家でも外でも活躍する洗練されたベーシックまで、日常のリアルな生活にフィットするデザインになっています。」
サマー フライデーズ共同創業者のローレン・アイルランド(Lauren Ireland)も続ける。
「私たちはいつも、Summer Fridaysを“感覚”として捉えてきました。今回のGapとのコラボレーションは、その感覚をアパレルへと広げる取り組みです。ファッションとビューティが親しみやすく、そして新鮮なかたちで融合しています。」
キャンペーンには俳優のバービー・フェレイラ(Barbie Ferreira)を起用し、「出かける準備」ではなく「家でくつろぐ準備」をテーマにした映像が制作された。演出はチャーリー・ディ・プラシド(Charlie Di Placido)、撮影はレオール・ワイルド(Leoor Wild)が担当し、セルフケアとスタイルが自然に交差するムードを描き出している。


今回のコレクションは、ギャップのオンラインおよび米国・カナダの一部店舗のほか、英国、中東、ペルー、トルコなどの海外市場でも展開される。価格帯は28〜98ドル。また、$125以上購入した顧客には、サマー フライデーズの人気ビューティアイテムが入った限定ギフト(オンライン・店舗ともに数量限定)がプレゼントされる。
さらに、ローンチ当日には、ロサンゼルスのショッピングモール「ザ・グローブ(The Grove)」内にあるギャップ店舗で、特別な“コージー・ギフティング・ポップアップ”イベントが開催される予定だ。スイーツの提供、購入者向けのカスタム刺繍、チャームバー、そしてキャンペーンモデルのバービー・フェレイラの登場など、来店者が楽しめる多彩なコンテンツが用意されている。
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