コーチ(Coach)、東京・銀座旗艦店を12月19日にリニューアルオープン

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ニューヨーク発のグローバルファッションブランド「コーチ(Coach)」は、12月19日(現地時間)、東京・銀座の中心に位置するの銀座旗艦店をリニューアルオープンする。2002年に日本初の旗艦店として誕生し、2015年のアップデートを経て多くのファンに愛されてきた同店舗は、ブランドの世界観をより深く体感できる没入型空間としてさらに進化を遂げる。

街の風景を更新する象徴的なデザイン

今回のリニューアルでまず目を引くのが、角一面に広がるウィンドウに吊るされた大胆な “C”型スカルプチャー。銀座の街並みに新たなリズムを刻む存在感は、ブランドの新しいストーリーを象徴するものだ。

ファサードにはニューヨークのスカイラインを想起させる縦型ルーバーを採用。視点の角度によって印象が変化し、都市のエネルギーとダイナミズムを表現している。この革新的なデザインは、コーチとデザインスタジオ CURIOSITY(キュリオシティ) とのコラボレーションにより実現した。

ブランドのヘリテージを感じる “The Cocoon”

店内には、ブランドのアーカイブと美学を体現する円形空間 “ザ コクーン(The Cocoon)” が設置。ここでは、選りすぐりのヘリテージアイテムが展示され、コーチの歩んできた時代、職人技、そして美意識に没入できる。

一方で、遊び心のある新作アイテムもバランスよく配置され、伝統と革新が共存するショッピング体験を提供する。

Keenueによる壁画が語るエネルギーと多様性

さらに階段の側面には、日本のアーティスト、キーニュ(Keenue) が手がけた特別な壁画が登場。鮮やかな色彩と包容力ある表現が、コミュニティ、自己表現、エネルギーを称え、ファッションの枠を超えたストーリーを発信する。

作品にはブランドのパーパスである “リアルに生きる勇気(Courage to Be Real)が投影されており、訪れる人が自分らしさを肯定し、自由に表現できる場となるようなメッセージが込められている。

ニューヨークと東京の感性が融合したマテリアル使い

内装には、都市らしい力強さと日本的な繊細さを掛け合わせた素材を採用。ナチュラルオークの温かみ、ブラックメタルやコンクリートの無機質さ、カラフルなテラゾーの軽やかさが、色彩と質感に奥行きをつくりだす。こうした素材のミックスにより、ブランドのホームタウンであるニューヨークの精神と、東京の文化的エネルギーが自然に溶け合う空間が実現した。

ブランドのストーリーを未来へつなぐ、銀座の新拠点

2025年の銀座には、カサ ロエベ(Casa Loewe)カルティエ(Cartier)ティファニー(Tiffany & Co.)ハリー ウィンストン(Harry Winston)など、名だたるラグジュアリーブランドが次々と新旗艦店を構え、街そのものが新たなラグジュアリーマップへと進化しつつある。コーチは、この華やかなオープンラッシュの掉尾を飾る存在として登場する。

長年日本市場と真摯に向き合ってきたコーチが生み出したこの新空間には、ブランドの揺るぎないコミットメントと進化のビジョンが凝縮されている。ブランドの過去と未来をつなぐ象徴的なステージであると同時に、訪れる人々が“自分らしさ”を自由に表現し、楽しむことができる場所としてすべての来訪者に、新しい発見と体験をもたらしていく。

コーチ 銀座|店舗情報

住所:東京都中央区銀座5丁目4-3
営業時間:11:00〜20:00
電話番号:03-5537-5145
WEBhttps://japan.coach.com/shop/store/ginza

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