12月11日(現地時間)、フランスのラグジュアリーブランド「ルイ ヴィトン(Louis Vuitton)」は、アメリカの新進気鋭の俳優、チェイス・インフィニティ(Chase Infiniti) を最新アンバサダーに迎えたことを発表した。映画界で急速に頭角を現し、アーティストとしても多彩な才能を発揮する彼女は、いま最も注目される若手の一人だ。
スクリーンで存在感を放つ、新世代の才能
チェイス・インフィニティは、デビッド・E・ケリー制作総指揮のテレビシリーズ『推定無罪』(2024年)や、ポール・トーマス・アンダーソン監督の映画『One Battle After Another』(2025年)での演技が高く評価され、一気に注目の的となった。その圧倒的な存在感は批評家の支持を集め、2025年度ゴッサム・インディペンデント映画賞 ブレイクスルー・パフォーマー賞にノミネートされるなど、キャリアは急上昇中だ。
今後は『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』の続編である『Testaments』への出演も控えており、彼女の“進化し続ける魅力”は、ルイ ヴィトンが掲げるタイムレスな美学とも自然に共鳴する。
ルイ ヴィトンとの関係、より深まるパートナーシップ
チェイスは2024年以降、ルイ ヴィトンとの関係を着実に築いてきた。ニコラ・ジェスキエール(Nicolas Ghesquière)が手がけた2025年秋冬および2026年春夏ウィメンズ・コレクションのショーにも出席。とりわけ、映画『One Battle After Another』ワールドプレミアでは、1860年のアーカイヴに着想を得たシャンパンカラーの特注サテン刺繍ドレスをまとい、大きな話題を呼んだ。
さらに、10月にロサンゼルスで開催された第5回アカデミー映画博物館ガラでは、ガーメントダイ加工のグリーンのシルクタフタ・ビスチェドレスを着用し、メゾンとの結びつきをより強く印象づけた。


ウィメンズ アーティスティック・ディレクターのニコラ・ジェスキエールは、チェイスの才能を次のように称賛している。
「チェイスのデビューを喜びとともに見守ってきました。彼女が演じる役柄はどれも魅惑的で心を奪われます。非凡な才能だけでなく、真に記憶に残る真正性を発信する存在です。」
ルイ ヴィトンは、力強くタイムレスなフェミニニティを体現するチェイス・インフィニティとのパートナーシップを、ブランドの革新を象徴する新たな章として位置づける。若々しいエネルギーとアーティスティックな視点を持つ彼女の加入により、メゾンは今後さらに豊かな表現を広げていくことになりそうだ。
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