トミー ヒルフィガー(Tommy Hilfiger)、F1(R)ドライバーのセルジオ・ペレスをグローバル・メンズウェア・アンバサダーに任命

Tommy Hilfiger

12月10日(現地時間)、アメリカ発のグローバルライフスタイルブランド「トミー ヒルフィガー(Tommy Hilfiger)」は、F1(R)ドライバーのセルジオ・ペレス(Sergio Perez)を新たなグローバル・メンズウェア・アンバサダーに任命したことを発表した。

このパートナーシップは、ブランドが長年にわたり築いてきたFormula 1(R)との関係をさらに深化させるものであり、スポーツとカルチャーの結節点におけるトミー ヒルフィガーの存在感を改めて印象づける取り組みとなる。

F1(R)とともに形成されてきたブランドの文脈

セルジオ・ペレスは、Formula 1(R)の中でも特に高い人気と支持を集めるドライバーの一人であり、世界有数の熱量を持つファンベースを誇る存在だ。その影響力はサーキットの内外に及び、スポーツの枠を超えてカルチャーアイコンとしての存在感を放っている。

クラシックなアメリカンスタイルを軸に、時代とともに進化を続けてきたトミー ヒルフィガーにとって、ペレスの持つ自信、個性、そしてグローバルな支持は、ブランドが培ってきたヘリテージと強く共鳴する。

ブランド創設者であるトミー・ヒルフィガーは、今回の起用について次のように語っている。

「私たちは常に、ドライバーがスタイルを通して自分らしさを表現する自由を後押ししてきました。Formula 1(R)がファッションやエンターテインメントと融合し進化を続ける中、そのスターたちは真のグローバルアイコンとなっています。セルジオ・ペレスは、その自信、才能、個性によって若い世代にインスピレーションを与える存在です。」

2026年を見据えた“スタイルとパフォーマンス”の融合

同パートナーシップが発表された背景には、2026年のF1(R)シーズンがある。同シーズン、セルジオ・ペレスはキャデラック・フォーミュラ1(R)チームの一員としてグリッドに復帰予定であり、トミー ヒルフィガーは公式アパレルパートナーとしてチームをサポートする。

極限のパフォーマンスが求められるモータースポーツの世界で、自己管理能力と進化を続ける姿勢を体現するペレスの在り方は、「限界に挑み続ける」というトミー ヒルフィガーのブランド哲学と重なり合う。

セルジオ・ペレス自身も、このパートナーシップに強い期待を寄せている。

「トミーはパドックにスタイルを持ち込み、ドライバーたちがサーキット外でも自分自身を表現する自信を与えてくれました。彼は常にアクションの中心に存在してきました。そのブランドとともに再びグリッドへ戻れることを、とても楽しみにしています。」

unnamed 1 2

次世代へ向けたブランドメッセージ

モータースポーツの人気がグローバルに拡大する中、とりわけZ世代・ミレニアル世代において、F1(R)は「競技」から「カルチャー」へと位置づけを変えつつある。ファッション感度の高い若年層と強い結びつきを持つセルジオ・ペレスの起用は、そうした変化を的確に捉えたものだ。

ルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)、ラファエル・ナダル(Rafael Nadal)、ティエリ・アンリ(Thierry Henry)といった歴代アンバサダーに続き、今回のコラボレーションは、グローバルカルチャーに影響力を持つスポーツ界の象徴的存在と協業し続けるという、トミー ヒルフィガーの一貫した姿勢を改めて浮き彫りにしている。

Copyright © 2025 Oui Speak Fashion. All rights reserved.